作品のギフト販売を始めて、今日で3日目になります。
若干の方には読まれていますし、クリックの方は多いのですが、実売は伸びておりません。
一方で、「小説の技法」のほうは相変わらず、好調です。
仲間たちと話し合った結果、作品を逆にした方がよいのではないかという案も浮かびましたし、一切、引き揚げることや、技法を電子書籍販売にする案も浮上しています。
皆さん、御承知の通り、「小説の技法」は無料で頒布できるような質のものではありません。このままでは、私のプロ作家としての矜持が保てません。
皆さんは、私の作品に金を出す必要はない、ただで読んでやっているとお考えなのかもしれませんが、私はただで読ませてやっているのも限界です。言葉は非常にきついかもしれませんが、プロとはそういうものです。皆さんを、何の対価も頂かずにプロにする義理は追っておりません。
皆さんは、私を守銭奴だとお思いになられるかもしれませんが、プロの作家が、作品を読みたいと言う方に、すべて、作品をただ読みされていては、全く、職業として成り立たないのです。カクヨムさんからリワードをもらっているというバカげた反論があるかもしれませんが、皆さんは、リワードの計算をして報酬として頂いたことがありますか?
繰り返すようですが、一日につき、お一人、0.1円かな?
そのような硬貨はないです。
私には、ただ、と思われます。
ただで読んで頂く必要は全くございません。
有料で読んで下さる出版のお話し合いを進めます。
趣味の方は、趣味で頑張って下さい。ご自分で趣味とおっしゃっている以上、趣味の域の作品なのでしょう。私は、十分に対価を取れる作品を書いておりましたが、ここで書いていること自体が出版の弊害になっているという話を出版交渉が上手く行かない原因を調べてくれている友人から聞き、脱会の方向に考えを修正しております。
例え、Webと言えども、読者の付いた作品を新刊として出版する出版社は、非常に稀です。ラノベの業界などは事情が違うようですが、打ち切りが増えていると聞いています。皆さん、読んだことのある作品に金を出しません。
そんなことをつらつら考えながら、執筆を進めておりますが、御自分の権利である印税を、趣味だからいらないと言う人々の中で、かような論議をしても仕方はありません。
私はプロとして評価を受けていましたので、印税なしでの頒布は、自分の名を汚すものとして、一切、打ち切ります。
東京大学の友人たちも、著作権保護の観点から、全く望ましくないと言います。
今までの応援ありがとうございました。
次にお会いする時は、有料ですので、機会はないでしょうが…。
では、執筆に戻ります。