近況ノートは書いて消す/投稿しないから推挙する(他力本願な作品推薦)

【近況ノートは書いて消す】(2024年3月18日投稿)
私なりの近況ノートの使い方、注意事項について書き留めておこうと思います。(2024年3月18日現在)

「いいね」を押して下さる方々には申し訳ないのですが、近況ノートはストレス解消の場として、《愚痴を垂れ流しては消す》みたいな方向性でいこうと決めました。なので、コメントもオフですし、わざわざお読み下さる価値もないですよと。

言うなれば、愚痴を垂れ流すことで自分の置かれた状況を整理しつつ、指針を得るための作業場として使うということです。あとはまあ、頭の体操。当然、人によっては腹立たしくなることも書くでしょう。

結局のところ、誰にも読まれなくて構わないというか、むしろ誰にも読まれない(読まれる可能性がある)くらいが、適度な緊張感を保ちつつ余計なストレスを抱え込まなくて済む平衡点なのですね、自分の場合。期待に応えようとか、人様のお役に立つことを書こうとか、そういうのがあかんのですわ。かといって、何のアウトプットもしないでいるのも、それはそれでストレスになる。タイトルにある利用法に至った理由を自分なりに分析すると、たぶんそういうことなのです。はい。



【投稿しないから推挙する】(2024年5月20日投稿の近況ノートを移動させました)
昨日のことなんですが、投稿していた頃の私を知るある方に「投稿してたやつアップロードせんかい、オラオラオラ!(意訳)」と言われてしまいまして。そう言って頂けることは大変ありがたいと申しますか、私ごときにそのようなお言葉を頂戴してしまい恐縮しきりなのですが・・・う~ん。

私は文章を書くのが好きです。正確には、知識を得ることと頭の中を整理することが好きなのだと思います。で、(自分にとって)頭の中を整理するのに一番適した方法が文章を書くという行為なので、文章を書くのが好きなのでしょう。

それ即ち、私が文章を書いているのは、誰のためでもなく自分のためであるということ。人様のお役に立とうなどという考えは、基本的に捨てています。なぜなら人付き合いが苦手だから。(まあ、この結論に至ったのは比較的最近なんですけどね)

そんな姿勢で書いているものを、わざわざお時間とらせて読んで頂くなんて烏滸がましい話なので、現在作品公開をしていないのでして。「読んだところで時間の無駄だよ」と、毎度のように宣言させてもらっている通りです。これが時間をとらせない絵や漫画なら、構わず投稿しちゃっていた気もしますけど、駄文を長々と読ませてハズレだったというのは、良心の呵責があるわけです。

カクヨムには、私なんぞより優れた作品を投稿されている方が山のようにいらっしゃいます。私が読んだ中で一番凄いと思うのは、@jundesukedomo 様。ペンネームすら登録されていらっしゃらないので、何とお呼びしてよいのかもわかりませんが、この方が挑んでおられる「嗅覚と聴覚の共感覚を、文章という視覚入力で表現する」という試みのレベルを見てしまうと、自分なんてゴミカス以下でしてね。「(発想力が)貧弱貧弱ゥ!」「無駄無駄無駄!」と言われてしまった気がします。香水と音楽に関する知識は極めて深く(といっても私は香水に詳しくありませんが)、クラシックなんかだと「そこ突いてくるかぁ!」と唸らされる曲が次々と登場します。おまけに、ヨーロッパ(特にフランス)の街並みがこれでもかというほど生き生きと描かれている。これ、現地を詳しく知らないと書けない描写です。なんでこんな御方が、日本のフリー小説投稿サイトでひっそり活動していらっしゃるのか、わけがわかりません。この人の作品が出版されたら普通に買いますよ、私。女性向け作品らしく、登場する人物は圧倒的に女の子が多いですが、皆可愛い。主人公は育ちがよく、ふわふわしていて押しに弱いのに、会ったこともない憧れの老調香師が絡むと人が変わって面白いです。惚れる相手を間違ってますよ、お嬢様。唯一の欠点は、予備知識がないと楽しみが半減してしまうことかな。けどそれは、この作品を理解する力量がない読者の方が悪いです。いい加減な知識と妄想全開で書かれた「わかりやすいけど穴だらけ」な作品と、きちんとした知識で書かれた「勉強が必要な」作品。個人的には後者の価値が高いと思いますが、WEB小説界では逆なんですよねぇ。曲を知らなければ動画サイトですぐに聴ける時代なんですから、それくらいの手間かければいいのに。

というわけで、私の作品を読む暇があったら、もっと優れた作品は沢山あるのでそちらを読みましょうというお話でした。@jundesukedomo 様、勝手に名前を出してしまって申し訳ありません。(あとで謝りに行かねば)

せっかくなので、現在私が読ませて頂いている作者さんを(これまた勝手に)紹介させて頂きましょうか。もっとも、読み専としての私はスコッパー気質ですので、メジャー作品はほとんど読まないのですが・・・以前からお付き合いさせて頂いている和泉将樹@猫部 様が、いつの間にやら★四桁稼ぐメジャー作家様になってしまわれ、びびっております。まだ読めてなくてごめんなさい。(自分の性格的に「竜殺し」に行くのは最後だと思います)

大和成生 様・・・「桃色武装」が最高に面白いです。作者様曰く「書きたいことを書いてるだけの作品」だそうですが、そういう作品に限って面白いのは鉄則ですね。涙と笑いの陰に、卓越した人間観察を潜ませていらっしゃる作家さんだと思います。

ばやし せいず 様・・・誠実な恋愛作品を多数投稿されていらっしゃいます。カクヨム界隈では文学寄りかもしれません。

立藤夕貴 様・・・幻想的で色彩感溢れる描写をされる方です。美しい文章は大変勉強になります。登場人物の名前のつけ方とか、やけに美味しそうな食事風景とか、細かなところにもこだわりがあって面白いです。(本日投稿の最新作「立夏の空の下に花は咲く」なんかは、一話完結でこの作者さんの個性がよく出ていると思います)

夜方宵 様・・・短編メインですがどれも秀逸。「アンダーハンドパス」の健全な百合っぽい世界観から「スノードーム」のひんやりとした世界観まで、非常に表現の幅が広いと感じます。

今優先的に目を通させて頂いているのは、この方々ですね。なかなか時間がとれずモタついておりますが、御容赦下さい。他にも読ませて頂こうと思っている方々は沢山いらっしゃいますので、また機会があればご紹介させて頂きます。



【立藤夕貴様の『記憶の海の渡り人』】(2024年6月19日投稿の近況ノートを移動させました)
先週、故あって〇〇〇〇様の『〇〇〇〇〇〇〇〇』という大っ変失礼な表記をさせて頂いた小説について語ってみます。立藤夕貴様、本当に申し訳ございませんでした。

立藤夕貴様につきましては、過去にも何度かご紹介させて頂いたことがあるのですが、風景画のような文章を書かれる作家さんです。日常の風景だけでなく、空想上の風景も含めて卓越した表現力で描写されます。食事がやたら美味しそうなところも特徴ですかね。それでいて、物語を書かれる時には人物描写にピントを当てて、各人の心模様をしっかり描き出されます。その筆力は素直に羨ましい。わたくしめにも分けて下さいお願いします。

そんな立藤夕貴様がファンタジー調のヒューマンドラマに挑戦された作品が『記憶の海の渡り人』、リアル調のヒューマンドラマに挑戦された作品が『夢喫茶でまた会いましょう』、短編でその個性が存分に発揮された作品が『立夏の空の下に花は咲く』であると、個人的には受け止めております。まだ読めていない作品もあるので、そちらについてはまた追々。

今回は全120話・30万字超の大作『記憶の海の渡り人』を読破しましたので、良いところも気になるところも含めて、その特徴を語ってみます。

第一の特徴は登場人物が多いこと。これ、読者さんを挫折させてしまう最大の要因になるんじゃないかなと思ってますので、先に書きますね。同じ人物が名字で呼ばれ、名前で呼ばれ、暫く登場していなかった子がいきなり会話の中にひょっこり名前だけ出てきたりするんですが・・・読者の中では覚え切れていないことも多く、読み解くのに結構苦労させられます。実は、私自身ちゃんと把握できていた自信がありません。なのに、脇役に見える人たちが、割と端々で大事な役割を果たしていたりするんですよ。というわけで、これから読まれる方は、人物整理をしながら読まれることをお勧めします。人物把握ができてくると、伏線の張り方や回収が実に見事であることに気付かされますが、逆にそれができないと、何が何だかわからないということに。この点は本当に要注意。

第二の特徴は、物語の濃淡が次第に濃くなってゆくということですね。まあ、長編らしい特徴と言えます。作品概要にも書かれている程度のネタバレでまとめてみると、子どもの頃から他の人には見えない「透明な魚」が見えていた主人公が、ある日その魚に触れることで、非日常の世界に巻き込まれてゆき、そこで彼と同じものが見える人たちと出会うというストーリー。ここでいう「透明な魚」というのはファンタジー的な記号ですので、実のところ他のものであっても良かったわけですが、そこで「透明な魚」という幻想的な光景を想起させる要素に辿り着けてしまうのが、立藤夕貴様固有のセンス。しつこいけど分けて下さいぷりーず。この魚が見える人は次第に増えていくわけですが、それに応じて描かれる内容も少しずつ変化してゆき、出揃う頃に次のステージへ・・・といった感じです。

第三の特徴は、登場人物の設定がしっかりしていて、それらが人間模様や伏線にちゃんと反映されていること。きちんとした情報整理が出来ている作者さんでないと、これはできません。頭の良い方なのでしょう。友だち想いの人、冷静に物事を見つめる人、感情をコントロールしきれない人・・・各人に背景があり、役割があり、そうした設定の緻密さが物語をきっちり支えている印象です。

第四の特徴は、登場人物たちのヒューマンドラマが主軸でありつつ、作品全体としては謎解きや異能バトル、時には残酷描写なども採り入れた欲張りセットとなっていることでしょうか。ファンタジー小説なので、推理小説のように謎解きできるわけではありませんが、それでも衝撃的な展開が待ち受けており、ところどころで「やられた」と思いながら読むことになるかと。こうした作風を活かすためか、基本はシリアス路線でギャグ要素はほぼありません。作者さんが書きたかった要素が、ほぼすべて組み込まれているのではないかと思われます。

最後に読み終えて思うこと。振り返ってみると、一貫したテーマがちゃんと物語の根底に流れていたことに感銘を受けています。それが何であったかはネタバレになるので書きませんが、長編小説としての柱はしっかりしています。タグに「ヒューマンドラマ」「青春」とあるのも、看板に偽りなしです。

総評としては、「書かれていることをちゃんと追いかけることができれば」とてもよく出来た作品だと思います。それを妨げる最大の要因は、第一の特徴で挙げた登場人物の多さであり、次なる要因は第二の特徴で挙げたゆっくりめの展開ってことになるんでしょうか。その展開も、謎が暫く謎のまま放置されて先に進んでしまいますので、頭の片隅にそのことを留めながら読む必要があり、情報整理は結構大変でした。初読の人と設定がわかって読む人とで、受ける印象はかなり変わるだろうと思われます。後半から終盤にかけての追い込みは、WEB小説で好かれそうな展開なのですけど、そこまで辿り着ける読者さんが少なくても、不思議はありません。作者様の作品が持つ、独特の空気感が気に入った方であれば、読み続けるのは苦でないと思うのですが、作者様の筆力の高さを感じ取れない読者さんだと、途中で投げ出しちゃうのも致し方ないのかも、と。そういう意味では、まず『立夏の空の下に花は咲く』あたりの短編から入ってみる方が無難かもしれません。

WEB小説の読者さんは、とにかく「第1話からクライマックス」みたいな作品しか受け付けないところがあって、緩急つけながら盛り上がっていくタイプの作品は流行らないという印象があります。食事でいうと、いきなりステーキみたいなのが好まれているんでしょうか。コース料理のメインディッシュが出てくるまで待てないって人が多いように見受けられます。本作は、どちらかと言えばコース料理に寄っているので、じっくり読みたい方向けになるかと思います。

なお、これは個人的な恨み節になりますが、WEB小説時代の読者さんって、飽食の時代の若者に似ている気がするんですよね。一口食べて美味しいと思えなければ吐き出すみたいな。まあ実際、無料の小説が大量に転がっているんですから、そうなるのも当然といえば当然なんですけど、味覚が未成熟というか、食材を美味しく食べる方法を知らないというか、はっきりした味付けじゃないとわかってもらえないというか。万人受けする小説などないことが示すように、同じ文章でも受け取り方は読者に委ねられるわけですが、WEBではそうした感受性の多様性が失われている気がします。流行以外のものを味わえる読者さんが極端に少ないと言いますか、作者に流行り物ばかり書かせるような圧力がかかっていると言いますか。なので、立藤夕貴様のような作者さんには頑張って頂きたいなと思います。


【大和成生様の『桜梅桃李シリーズ』】(2024年6月21日投稿の近況ノートを移動させました)
今回も前回の〇〇〇〇様(立藤夕貴様)に引き続き、□□□□様の『□□□□□□□□』と表記させて頂いた方をご紹介させて頂きます。大和成生様、失礼な書き方してしまってごめんなさいごめんなさい。

現在、私がお金を払ってでも読みたいと思える作品を書いておられる作者様は二人おりまして、そのうちのお一人にはギフトをお贈りさせて頂いております。

で、もう一人が今回ピックアップさせて頂いた大和成生様なのですが、ご本人様にはそういう野望が一切ないらしく、ギフト受付すらされていないという徹底ぶり。いやまあ、私もギフト受付していない(というより、そもそも小説公開の予定すらない)ので、お気持ちはとてもよくわかるんですが・・・お陰で現在、ギフトが1ポイント余っておりまする。どないしましょ?

ま、それはさておき、このたび『桜梅桃李シリーズ』を読破したので、その魅力をネタバレなしで語ってみたいと思います。

このシリーズは石田家の三姉妹+末弟を中心に、彼らの幼い頃から大人になるまでの半生を、それぞれの視点で描いた連作です。恋愛成分多め。三姉妹の名前が上から順に桜・梅・桃であり、末弟が信であり、石田姉弟の従姉妹に当たるのが李(通称スーちゃん)ですね。なのにシリーズ名には信が入っていないという。男の子だからって仲間ハズレにしないであげて。(笑)

この作品に「お金を払う価値がある」と思える理由は、人間の成長に必要な葛藤がズバッと描かれているからです。それも、かなりシビアな女性目線。そしてそれらは、それぞれの登場人物にうまく分散して配置されており、様々な角度から様々な人間像が浮かび上がってくる仕掛けになっています。更に面白いのは、そうした人間像の多くが、実は作者様ご自身の投影であり分身でもあるということ。すなわち、異なる人間像はひとつの人格に統合されたとしてもよいのでして、人間という矛盾に満ちた存在が見事に表現されています。

(ついでに言うと、作者様的に好きじゃないキャラが超重要ポジに就いていたり、あるいは作者様的に大嫌いであったはずのキャラがいつの間にか格好良く成長してしまっていたりするところも面白いのですが・・・作者様はその辺の情報を小説内で一切書かれていないというね笑)

全員が違う人格をもち、全員が違う人生を歩んでいながら、読者という一人の人間の中ではそれらすべてを教訓として糧にすることができる作りになっている。まったく同じ体験をしていながら、まったく違う選択をしてそれぞれの人生を歩む二人の姿が描かれていても、それらは「どちらもあり」と納得できる。こういったところが非常によくできています。

ただ、そのよくできている部分が「よく出来すぎている」きらいがありまして・・・複数のストーリーを読み進めることで、初めて見えてくるものが沢山あるわけですよ。「あの話のあれってそういうことだったのか!」みたいな。なので、単品で読むとなんだかアッサリ風味と言いますか、他作品との相乗効果でいきなり面白さが爆増すると言いますか、噛めば噛むほど味が出てくるスルメ的な魅力があると言いますか。それゆえ、早計な判断を下されてしまう可能性は、決して低いとは言えません。そういう意味では(立藤夕貴様の作品同様)じっくり丁寧に読む人向けなんですよね。ぶっちゃけ、作者様は設定集や解説書を書くべきレベル。多分、三回くらいは読み込まないと、情報を整理しきれません。(笑)

なので、WEB小説のニーズに合っているかと問われると・・・すみません。自信ないです。せめて読む順番くらい指定して頂ければ・・・。

(ちなみに自分のお薦めは信→桜→梅→李→桃かな。信を最後に回すという読み方もアリですね。こんなこと書いてる私自身、梅を最初の方で読んで、この作者さんは只者じゃないと思った記憶があるため、結局はどんな順番でも構わない気がします。というか、読む順番にこだわりが出てくるのは、全体像が見えてきた2周目以降のことだと思うのです。なので、読んだことない人は、とにかく全部読み尽くすつもりで手当たり次第読んでみて下さいと申し上げておきまする。あと、外伝的な短編もいくつか用意されていますので、そちらもどうぞ)

ともあれ、こればっかりは声を大にして言わせて頂きたいのですけど、「パッと見面白いけど中身スカスカ」な作品ばかりが読まれ、「パッと見地味だけど中身が詰まっている」作品はまったく読まれないというこの状況、ほんと何とかなりませんか。ちょっと顔がよくて口が上手いだけのヒモ体質DV男がモテて、地味だけど真面目に仕事をしている男は見向きもされない、みたいな?別に自分の見る目が確かだなどと言うつもりはないのですが、所詮は顔(タグとタイトルとジャンルと第一話)で決まるのかと思うと、色々とこう、アレでアレがアレなわけですよ。うがあぁぁぁ!

すみません。つい鬱憤がダダ漏れになりました。

単品でどれかひとつと言われれば、桃を推します。先日のノートで□□□□様の『□□□□』という謎表現させて頂いたのは、これですし。こういう毒々しい作品は大好物でございます。じゅる~り。あと、武士君が何ともいえず格好いいんです。じゅるじゅるじゅる~り。ちなみに、読む順番で桃を最後に回しているのは、私が「お楽しみは最後にとっておく派」だからです。(おい) 梅と李に関しては、予備知識として「雪の女王」のあらすじだけでも知っておいた方がいいかな。注意点はそれくらいかと。

まあ、なんでしょう。流行とかテンプレとかに辟易していて、しみじみと「そうだよなぁ」と思えるような作品群に触れたい方、子ども時代の体験が人格形成に与える影響を、大人になった今だからこそ様々な角度から振り返らせてくれる、そういう作品群を読みたいという方々にお薦めでございます。ポジション的には、純文学に近いといいますか、純文学からWEB小説に読者さんを引っ張ってくることのできる作者さんというイメージを持っています。あとはこう・・・女社会のリアルみたいなものを、味付けなしに表現してくれているところもいいですね。天然天使ちゃんから嫉妬に狂った横恋慕ちゃんまで、色んな「女」がご登場なされます。はい。

こういう出会いがあるから、隠れた名作の探索はやめられないんですよ。いつも言ってますが、お星様なんて何の参考にもなりません。だって、売れたい売れたいと思ってる人より、自分の気持ちに素直な作品を書かれている作者さんの方が、優れた作品生み出すなんて当たり前じゃないですか。芸術ってのは、自分の内面の表出なんですから。

とはいえ、商業ベースにはない良さを持ったこういう作品が無尽蔵に眠っていることは確かであり、その場を提供して下さっていることについては、カクヨム運営様にはいつも感謝しております。自分に合った作品に出会いたければ、濫読するしかないっていうのは、仕方のないことなのかもしれませんね。

ではでは。

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