驚飆のガデン、ついに公開しました。
目標としては、明るいヒーロー小説を目指して書きました。
それ以外に言うとすれば……自分が好きなことを思う存分詰め込んでやろう!という野望もこめたり。
前作も好きなことを一生懸命詰め込んだのですが、ガデンもガデンで負けじと色々詰め込んでやりました。
実を言うとね、公開前は結構怖かったです。
何がって言われると……まあたいしたことないのですが。
過去に付き合ってきた「創作に厳しくも真剣に向き合ってる人たち」の顔が思い浮かんで、尚且つその人たちに「つまらない」と言われる想像をしてしまうのです。
感想なんて人それぞれで、他人の価値観に振り回されすぎても勿体ないと今は思うけど。
でも未だに、誰か……否、顔見知りの人間に「講評され、ぼこぼこに言い負かされ自分の作品をめちゃくちゃこき下ろされること」に怯えている自分がいます。だって傷つくじゃん。普通にさ。
他人の顔色を伺ってしまいがちな私。「多くの人に好かれる作品を作らなければならない」というプレッシャーを過去の出来事や環境から感じ続けている私。
私は、そんな私を救いたいし、怯える私のために死ぬ気で抵抗してやりたい。私は、私のためのレジスタンスだ。
大声で、私はこれが好きなんだって叫んでやるんだ。誰の文句も聞いてやらない。嘲笑なんか、ぶっ飛ばしてやる。私は絶対、過去に負けたくない。トラウマに屈する訳にはいかないんだ。
「驚飆のガデン」は、私なりの反抗声明です。私はこういうことをやりたい。私が好きなものはこれなんだ。これが楽しいんだ。だからやるんだよ。やってんだよ!
そう、見えない影に叫んでいます。
見えない影は消えないかもしれないです。だけど、意地でも負けてやらない。お前に私の心をやるわけにはいかないから。私は、私の存在証明のために戦う。私の好きを、今こそ叫び散らしてやる。
……なんか、熱く書いちゃいましたが。
そんなこんなで、とにかく色々思い入れのある作品になってます。
最後になりますが、「驚飆のガデン」は毎週土曜、夕方更新になる予定です。
今後、どうぞよろしくお願いいたします。