いつもお読みになってくださる方、誠にありがとうございます。
最近読み始めてくださった方も、来てくださりありがとうございます!
「異世界転移者を許すな」は主人公たちが異世界転移者たちと戦う
異世界×ジュブナイル×バトルストーリーとなっています。
その展開の中で主人公たちは異世界へ転移することになるのですが、
倒す異世界転移者によって、転移先が異なります。
それは飽きないストーリー設計のために異世界を見せるだけでなく、同じ異世界がこの世に存在しないという意味もあるのです。
今回はこの作品での異世界について話します。
例えば二桁の数字を思い浮かべてくださいと言われたら、00も含めて100通りあります。
もちろん人によって重複しますが、この数字一つ一つが「好きなもの」「経嫌いなもの」「感じたこと」などを表したとします。
この桁が増えていけばいくほど、その数字は重複することなく情報が増大していきます。
この数字の羅列、つまり「経験したこと」こそ異世界を構成する要素です。
ゆえに異世界とは生み出した人間の経験により形作られたものです。
自分に希望を与え、そして自分の首を絞めていくものになってしまうのです。
同じ異世界では人間の「経験」というものを表現できない。
そういった理由があって、同一の世界が存在しないストーリーとなっています。
なぜこの異世界になっているのか、なぜ敵がいるのか。
そういったところからもこのストーリーを読んでいただけると幸いです。
今日はこの辺で。
ちなみにペンネーム変ですかね……?
黒木陽介