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2024年、お読みくださりありがとうございました。

 いつも作品をあたたかく読んでくださる皆様に本当に感謝しています。

 今年もありがとうございました。

 ありがたいことに担当さんにはついていただけたけど、通らなかった漫画原作の企画や、小説賞に応募して、選考に残してもらえたけど、次の選考では落ちてしまって、一喜一憂する中で、12月に小学館の漫画賞のひとつである、#マンガイチ いいね!賞をいただけたのは、今後商業・WEBに関わらず、創作活動を続けていくことへの、ともしびをもらえたような気持ちになりました。

 6月に京都へひとり旅をして、宇治川のほとりで紫式部の像を見て涙したことが、今年の転換点になりました。
 自分も物語の語り部のひとりでしかなく、物語の歴史の大きな流れの中で書いて、その中に溶けて、また誰かが私の作品を読んでくれて、その人も書いて、、、そうやって物語の歴史は続いていくんだろう。
 私も書き続けよう。私の役目は終わったと思えるときまで。彼女のように。
 暑い夏に向かおうとしている天からふりそそぐ陽光の下で、涼しい川の風を浴びながら、そう決意しました。

 今年から私のことを知ってくださった方々、ずっと読んでくださっていた方々とのご縁を、これからも大切にして、創作活動を続けていくための体力と精神力を保って、鍛えていきたいです。

 これからもどこかの誰かに手紙を書くように、文章を書いていきたいです。


 来年書き始めたい物語もあるので、まずは体力を温存してから、走りたいと思います!

 皆様良いお年をお迎えください。

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