白川紺子先生の「花菱夫妻の退魔帖三」の発売を記念したトークショーとサイン会に行って参りました。
昔から白川紺子先生の小説が大好きで、和を基調とした文体や世界観がとても心に馴染む感じがあり、新刊が出るたびに楽しみに大切に読んでいました。
今回ご縁あって豆千代さんとコラボしたトークショーとサイン会に参加することができて嬉しさでいっぱいでした。
会場は芳林堂書店高田馬場店でした。
久しぶりに降りた高田馬場駅は大学生の頃に時々友達と会うために降りていたので、とても懐かしかったです。
白川先生がトークショーで大学生の頃にバイブルにしていたという豆千代の着物モダンは、私も大学生の頃に愛読していたものだったので、とても驚きました。
今日着てきた白川先生や豆千代さん、司会の方の着物の装いについて、作中登場する鈴子たちが着ている着物について、たくさんその場かぎりのお話を聴くことができて感無量でした。
質問コーナーで手を挙げていたら白川先生が答えてくださって、とても嬉しかったし、勉強になることを聞けて今後の創作に私も活かせたら、と考えられました。
家に帰ってベッドに寝転がってゆっくりしながら、「今日本当に楽しかったな」と声に出して呟いてしまうくらい満ち足りた気持ちになっていました。
やっぱり自分は着物が大好きで、これからも創作に着物を登場させていきたい、もっと学びたいという着物への愛を思い出せる大切な1日になりました。
白川先生、豆千代さん、本当にありがとうございました。
写真は許可をいただいて撮影させていただいたトルソーです。三巻の表紙の鈴子と同じものだそうで、爽やかな夏着物でどきどきしました。