オリト:『私(わたし)』
……何故オリトがかしこまった一人称を使っているのか。これにはちょっとした裏話があります。
ヤン少年:『僕』
……ハシム語にも一人称は様々なものがあるが、自分のような年齢や性格の場合には『僕』が適切だとヤン少年が判断したため。
フヨル:『あたし』
……小説内でフヨルの一人称は数えるほどしか出てきていませんが。フヨルは優しく人懐っこい一方で、明るくやんちゃな一面もあるので。
シオ:『俺』
……俺様だから。
タダイチ:『おれ』
……タダイチはおじいちゃんですが、シオと渡り合えるくらいのオラオラ気質を備えているので。