短編のホラーを書きました!
タイトルは『まちあわせ』です。
駅にいる、とある女性に電話がかかってきて、その相手が『仕事が終わらないから、明日にしよう』と言います。
翌日、彼女はまた駅に来ますが、再び電話がかかってきて、『どこかで事故があって車が動かないから、明日にしよう』と言われてしまいます。
その後も相手は、何かと理由を付けては、待ち合わせの日を次の日、次の日へと延ばしていきます。
そこで彼女は、ある重大な事実に気付いて――。
というお話です。
少し前から何となく、「待ち合わせ」というテーマで怖いものを書きたいと思っていました。
そこに、昔、待ち合わせの日を一日間違えて(待ち合わせ場所に行ったら誰もおらず、電話をしたら『明日だよ』と言われました)、とても虚しく恥ずかしく悲しい思いをした記憶を合わせて、こんな物語ができました。
ベタですが、短編らしいというか、短編小説というものに、初めて少しでも向き合ったというか、そんな小説です。
よろしくお願いします!