• 異世界ファンタジー
  • 恋愛

終章あとがき

7月7日『月落ちる森』エピローグ公開し完結しました。
お読みいただいた皆様、ありがとうございました!

ブクマや星評価まで!ありがとうございます!励みになります!
ひとつひとつの♡が読んでくれているんだなぁという実感となって、折れそうな時に勇気づけられました(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

完結から約3日で、今までになく多くの方の目に留まっているようで驚いております。
流行りの要素はありませんが、楽しく読んでいただければ幸いです。

恒例となりました、章あとがきも今回で最後となります。
ネタバレになりますので注意です↓







67話
潜入! そしてライルのサービスシーン!(誤解を招く表現)


68話
ここまででも何度か説明していますが、属性のお話。この作品群では、血筋と出身で使える魔法の属性が決まります。

・シュセイル出身者は戦神(火・風・(雷))の守護を受けて生まれますので、先天的にそのどれかの属性を持っています。(火属性の持ち主は赤毛が多い。作中ではフィリアス、アンジェリカなど。また雷属性はとても稀少なので、大抵のシュセイル人は風属性です)
・御印の一族はその祖神の属性もプラスされます。メインとサブがあるのは御印の一族か、竜や魔族などの他種族。
・メイン属性は血筋によるもの(御印持ちはその御印の属性)。サブ属性は出身地の守護神の属性。

フィリアス⇒メイン属性:火(火神の炎の御印)
サブ属性:風(出身地シュセイル、戦神の加護)

ヒース⇒メイン属性:光,火(太陽神の白薔薇の御印)
サブ属性:光(出身地ローズデイル、太陽神の加護)

アルファルド⇒メイン属性:樹(月神の月光花の御印)
サブ属性:風(戦神の加護)

セリアルカ⇒メイン属性:月(御印無し)
サブ属性:風(戦神の加護)

ディーン⇒メイン属性:風(御印無し)
サブ属性:風(戦神の加護)

ライル⇒メイン属性:雷(御印無し)
サブ属性:風(戦神の加護)、闇(種族補正)


69話
留置場に囚われている者達が、法廷で証言してしまえば、黒幕が明らかになってしまいます。いち早く敵方の狙いに気付いたディーンは、留置場に駆け付けますが、一足遅かったようです。
このことにより、王子と婚約者暗殺未遂事件の証拠と証言が闇に葬られ、フィリアスとディーンの戦いはセリアルカの知らないところで続いていきます。

物理的に身体や武器を強化する魔法と、身体や武器に属性魔法を付与する強化(魔法剣的なもの。前者と比べて使用魔力量が多い)と二種類あります。
今回の場合は建物の中で風魔法が使えず、属性付与ができないので刃が通らないの意味。


70話
9話でちらりと出た通り、エリオットは大学で教師になる前は正騎士でした。その後教職に就いてからは、有事の時に招集される準騎士(兼業騎士)となり、足を怪我してからは騎士を引退しています。
貴族や専業騎士⇒正騎士
兼業騎士、試験に合格した新人騎士⇒準騎士(有事の際は召集されます)
王立学院卒業者以外。騎士の主人に仕える戦士⇒従騎士
↑ざっくりこのような身分制度です。セリアルカたちは、従騎士未満の見習いです。

アルファルド「殺さないように倒すのは難しい」
からだそうです。ほんとでござるか〜?


71話
世界一臭い缶詰をイメージした青汁爆誕の回。レシピは非公開です。

フィリアスは根に持つタイプ。
この時、ライルとアンジェリカが合流して、エルミーナはアンジェリカと一緒に作戦会議室で待機しています。


72話
モフモフが仲間になりたそうにこちらを見ている!
仲間にしますか? 噂のハティくんちゃん回。
身体は大きいですが中身は仔狼なので、この後セリアルカは躾にめちゃめちゃ苦労します。
もう一匹の特大サイズの狼は、拗らせ過ぎて過激派になりました。
躾? ご褒美です。


73話
地下の戦い、地上の戦い。
離れていた仲間が少しずつ集まって、決戦に向けて動き出す感じが出ていたらいいなと思います。


74話
決戦!巨大怪獣!
エルミーナがオバケより怖いと言っていたフィリアスの本領発揮です。作者も忘れかけていた伏線だとか。

この世界の魔法には呪文は必要ありませんが、集中力を高めたり、効果範囲を宣言して威力を高めたりするために、それぞれの守護神を讃えて請願する(呪文を唱える)ことがあります。
また、御印の持ち主は自分自身が神の器なので、ほぼノータイムで魔法を使います。逆に言えば、彼らが呪文を唱える時はかなりの強敵ということ。



といったところで、補足終了です。気付いた事があったらこっそり追記するかもです。

今後の予定は、月落ちる森の2部を考えております。タイトルは継承するか変えるかはまだ未定です。
意外にも作中時間は半年ぐらいしか経過していないので、卒業まであと1年半あります。事件が起こらないはずがない!

次の年はまず、18歳になったら月女神の御印を受け継ぐことになっているセリアルカの話を軸に動いていくのかなと思います。当然エリオットも絡んできます。
そして今年は無かった闘技大会があります。ライルとの取引は、結局のところ倒したのはセリアルカとディーンなのでノーカウントになっています。ディーンとライルの勝負の行方がどうなるのかも見どころです。
また、アルファルドとの約束がありますのでオクシタニア編と、浮島四島編は確定ルートですね。今回より長くなる予感しかしない……。

というわけで、新たな冒険の始まりまで、しばしのお別れとなります。
ここまでお読みいただきありがとうございました!

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する