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肝臓に重めのブローをもらったような衝撃

漫画、アニメ、ゲームにラノベに小説とわりといろいろな作品に手を出す僕なんですが、先日漫画の「ぼくの考えた最強の〇〇」シリーズの最新作「ぼくの考えた最強のロボ娘」を読んだんですよね。
その漫画の最終話に掲載されていたラクーさんの短編が青春とSFとホラーを絶妙な塩梅で融合した作品となってましてかなり衝撃を受けました。
生身から機械へ、機械から再び生身へ記憶を複製する。
その時ベースとなった側の人格は、果たして個人としての尊厳を持つ存在なのか、それともデリートされるべき存在なのか……。
可愛らしい絵柄には不釣り合いなくらい胃の腑にずしんとくるお話でした。
なんとなくディス魔トピアを彷彿とさせます。

それとたまたまコンビニで見かけた「五分後に意外な結末コレクション」も面白かったです。こちらはミステリー短編集となっており個人的には夫婦の可愛らしさが際立つオチの「素敵なプレゼント」というお話がぐっときました。
他にも太古の昔罪人を収容するために存在した惑星が独自の文明を築いて、実はそれが……という星新一の作品風のSFショートショートも掲載されており読み応え抜群です。
一時期ミステリーにドはまりしていた時期があったのでポーのモルグ街の殺人(黒猫が壁に埋まってるやつ)や江戸川乱歩の人間椅子(人間が椅子に埋まってるやつ)、クリスティーのそして誰もいなくなったなどなど古典もそこそこ読みましたっけ。綾辻幸人先生や高野和明先生みたいな本格も好きですし、伊坂幸太郎先生や桜庭一樹先生みたいなライトな雰囲気も好き。
時間があればミステリー短編も書きたいです。

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