杜村

東に青龍の河川、西に白虎の街道、南に朱雀の海、北に玄武の山。 吉祥のとして最上位に置かれる四神相応の地。 結界を守る四神に、現代に至るまで代々仕えてきた家がある。 ところが、その…

50代のサラリーマン、またしても単身赴任。今月も、妻は来ない。

父親が杏のもとに連れ帰った〈ラッキー〉と過ごした７日後は

口から入れたものこそが体を作る。でも、なるべく美味しく食べたいよね。ね？

野良猫たちの住処となっている公園墓地。そこには異世界につながる道がある。 （拙作「エア猫タロウ」の師匠が登場です）

シングルマザーには、どうしても他人に頼りたくなる時がある。 だから、初めてベビーシッターを頼んだ。

民家の解体作業では興味深い品々を入手できることがある

出張で初めての町に来たら、先方の都合で待ち時間がたっぷりできてしまった。 コーヒーでも飲んでゆっくりしようと思ったのに、店も無く。 仕方ない、久しぶりに本屋に入ってみるか。

インドア派の大学二年生の俺は、海外赴任中の両親と離れて一人暮らし。 ある日中古のタブレット端末を購入したら、画面から若い女性が現れた。 本人曰く、元人間。つまり幽霊？　前所有者の…

行き倒れた母と共にいて、領主の家に引き取られた少年エーラン。 泣き虫だった彼を気にかけてくれた、一人息子の若さまアナン。 年の離れた妹が生まれて溺愛し始め、自分をかまってくれるこ…

食う、寝る、もぐる。 一人暮らしの学生が、日々強制的に放り込まれるダンジョンのお話。

（2021年執筆作品を手直ししました） 日本の霊的重要地を守るために施された四神相応の結界。一角を担う東の青龍に仕える人間が、突然の代替わりを迎えた。初のお目見えはどうなった？

食物連鎖の頂点に立つもの、それは猫⁈ 猫をこよなく愛する者は、そんな世界で猫を撫でずに生きて行けるのか？

近年よくあるゲリラ豪雨。 激しい雷雨を避けたひとときの物語です。

＜睡眠研究所・こもれび＞で働く山田司。二十四歳。生真面目な性格。 ゲームなんて、触ったこともない。 なのに、周囲の人々が次々にゲームの話をふってくる。何が起こったの？