最近、仕事が物凄く忙しくなっています。
お陰で小説が書ける時と書けない時があったりして悲しい(汗)
でも、それに対して悲しくはあるけど不満はないです。
今、私は自分の後輩にあたる40代の中途入社の女性Aさんに仕事を教えています。
その人はお仕事の覚えや要領が悪く、日々周囲からのあたりのキツさにも耐えて頑張っている。
最初に教えていた人が匙を投げたので、私が引継いで教えていますが、中々ままならず……
でも、その人はシングルマザーで年老いたお母さんとまだ小学生の息子さんを抱えて、この職場で生き残りたいと思っている事。
そして、上手く仕事の出来ない自分に不安と悔しさを感じていること。
それを克服するためならどれだけでも頑張ろう、と思っている事。
それを知っているから、トコトン付き合おうと思っている。
一緒にマニュアルを作って、何故出来なかったのか? どうすれば出来るようになるのか。
仕事が終わったあと、2人で考えている。
先輩や後輩からは、いい加減ほっとけばいいと言われている。
でもそれはしたくない。
私は思うんです。
確かに仕事はプロフェッショナルであるべきと。
でも、それと共に生活の糧であり、人生をより良くするためにある。
あの人にとっては、プラス家族と自分の人生のため。
だったら、完成品で無いことを責めるより、それを出来るようにしてあげたい。
誰だって真っ直ぐ歩きたい。
好きで脇道それたり、道を外れたい人なんていない。
誰でも仕事にやり甲斐や「楽しい」と言う思いを感じていいんだ。
Aさんだってそう。
更衣室で1人泣いてた姿を知っている。
家帰って、息子さんの前で笑顔になれない、と言って涙ぐむ姿も知ってる。
それを笑えるように出来るなら、全力でしてあげたいよ。
息子さんだって、早くお母さんが笑顔で「仕事、楽しいよ」と言えるようになれば2人とも幸せだ。
母親が眠れなかったり、笑えない姿を見たい子供なんていない。
息子の前で辛い姿を見せたい母親なんていない。
だから私はトコトン付き合うんだ。
誰だって仕事を楽しい、と思っていいんだ。
天才なんていない。
出来るまで付き合えば、誰でも出来るようになる。
だから私は小説書く時間が無くなろうが、Aさんに教えたい。
「私を信じてトコトン付き合って下さい。出来ないなら出来るまで学んで考えればばいいです。マニュアルどんどん作っちゃえばいいです。出来ちゃえばそれまでの辛い事は全部過程になるから。そうなればいいんです」と話した。
頭を下げられたけど、大したことしてないです。
リムちゃんじゃないけど、私は自分の手の届く範囲の人を見捨てるのは嫌だ。
バイオリンで挫折した時見捨てられた記憶があるから。
だから見捨てるのは嫌だ。
Aさんもお子さんも幸せになって欲しい。
そのちょっとのお役に立てれば……
ダラダラと長文失礼しました。
私自身、これからもブレないために描かせて頂きました。
後、今後ちょっと小説書く頻度が下がるかも……と、いう時の言い訳のために(笑)