九州旅行編、今日の夜の投稿でようやく終結です。
吉原動乱編と同じくらいかな～と思っていたのですが、甘かった・・・！めちゃくちゃ（というか過去一なのではないだろうか？）長編になりましたね。
ネタバレとなってしまうかもしれないので、ここから先は読了済みの片だけに読んでいただきたいのですが、話の中心は主に愁とその父・羅刹のものです。ストーリーの主人公はあくまでいなりなのですが、今回の九州旅行編に限っては、愁が主に活躍していました。愁の家族事情をほのめかすシーンは前の話にもちょくちょく出していたのですが、今回それを解禁するという、まあ伏線大回収回だったわけなのですが、いやあ・・・奥深いキャラとなりました、愁君。ここだけの話、黒羽目線の回は何度かあったと思うのですが、愁目線の話って、あまり書いてこなかったんですよね。それは、単純に愁というキャラを掘り下げていないから。物凄く動かしやすい、元気いっぱいなキャラなんですけど、どこか主人公とは一線を置いている、そんな感じを作ろうとしていました。
さて、種明かしも終えたところで今後の予定ですが、一話だけ、九州旅行編に組み込めなかった外伝的なものを閑話として挿入しようか考えています。ストーリーに直接かかわってくる内容とはなりませんが、もしよければたのしみにしてくださると幸いです。
最期に、いつも読んでくださる読者の皆様、本当にありがとうございます。ハートを押してくださる方々、たった一つだけでも作者の心の栄養です。毎度飛び上がらんばかりに喜んでいます。どうぞ、今後とも見守っていただければ幸いです。