先程までずっとYouTubeでプレーオフ見てました。
第3のSC軽井沢vs第4のTMK。
いやぁ、心臓に悪い(-_-;)
最後の最後まで本当にどうなるか分からない試合。
思えば四年前。
両角友佑選手(現TMK)、両角公佑選手(現TMK)、山口選手(現SC軽井沢)に清水選手(現コンサドーレ)。
四人のSC軽井沢は国内無敵。
日本選手権5連覇。
そして平昌オリンピックへ出場。
後に解散。
このときに両角選手の中で今日の男子カーリング界の青写真が出来ていたのでしょう。
そのままSC軽井沢に残る事も無論出来たはず。
しかしSC軽井沢の一強体制は男子カーリング界にとって良い事がありません。
彼はSC軽井沢を去り新チームTMKを結成。
今日に至ります。
例えるならそれは現在のロコ・ソラーレを解散するような所業でした。
普通なら、今のチームでオリンピックを目指すはず。
両角選手の目には何年後が映っているのでしょうか。
そして現在の男子カーリング界はまさに群雄割拠。
そこまで見通せる視野の広さ。
両角選手は日本カーリング界の宝です。
何より凄いのは選手としてプレーしながら、中部電力のコーチを務め両方結果を出している事。
例えるなら錦織選手が大会に出ながらもう一人コーチしながらそっちも結果を出すような。
そんな事までやっているのが両角選手です。
ワケワカラン(褒め言葉)ですね(^_^;)
さて、今日の試合。
今回もエキストラエンドまでもつれました。
後攻のSC軽井沢が圧倒的に有利。
…だったはずでした。
またしても。
またしても、TMKはスチールをしてみせたのです。
信じられない。
本当に信じられない。
九割九分九厘までSC軽井沢の勝利だったはず。
両角選手のラストロックは確かに完璧。
寸分の狂いなくフリーズ。
また山口選手のラストロックを見守ります。
しかも最後の山口選手の一投は彼の大好きなテイクアウト。
失敗のしようがないはずでした。
わずかに、ほんの数cm、当たる位置が右側でした。
そのため、TMKのストーンだけハウスに残る結果に。
山口選手は茫然自失。
見てられないくらい。
落ち込んでいました。
また同時に行われていたコンサドーレvs常呂ジュニアもエキストラエンドの末、コンサドーレが勝利。
しかし同じエキストラエンドでも。
その最後の盤面。
これが決定的に違っているのですね。
相手のスキップの喉元ぎりぎりのぎりぎりまで掛けるプレッシャー。
これも両角選手の凄さ。
明日は準決勝でTMKvs常呂ジュニア。
勝利したチームはコンサドーレとの決勝戦。
負ければそこで四年間の努力は終わり。
次の四年間、果たしてモチベーションを維持できるのか?
各選手に突き付けられる現実。
それだけに、どのチームも必死。
気迫が凄い。
明日も見逃せません。