@kimidori23

何も無い空っぽの日々。 そんな日常に光を当ててくれた恵麻。 有り難う。 君のお陰で僕は救われた。 君のためならお金も時間もいくらかかってもいい。 君の聞かせてくれる音が僕の光なん…

「喜び」「感動」「愛」「恐怖」等々…… 世の中には感情に関した単語が沢山転がっている。 でも、これって何なの？ 生殖活動のトリガー？ 自己防衛本能？ 群れの形成のため？ 私に…

「俺」はある日、仕事帰りに山道で出会った「由衣（ゆい）」と言う女と恋に落ち、結婚した。 見た目も良く世間知らずで鈍い以外は完璧な妻。 だが、最近元気が無いので聞いてみると、どうや…

壁の向こうにいる彰くん。 私の仲良しな友達で……初恋の人。 そんな彼が急に変な事を言い出した。 この病院はなにかおかしい、って。 お医者さんも看護師さんもみんな優しいのに、変な…

やっとお会いすることが出来ましたね。 まさか、こんな所にいらしたなんて…… あなたを迎えるために、ずっと頑張ったんですよ？ 愛する人の安らげる場所を作りたい。 そんな思いにあなた…

ある春の日。 私は屋敷のお庭にある蔵の下で、雪さんと言う綺麗な人と出逢った。 まるで私の大好きな桜の花びらのように汚れなくて、暖かくて美しい。 これってきっと運命の出会いなんだ。…

終戦後の昭和２５年。 二江佳子（ふたえよしこ）は故郷の寒村から、東京のとある町外れの屋敷に使用人として、勤めることになった。 だが、使用人は佳子１人。 屋敷の女主人の子供である朝…

あなたにお手紙なんて初めてで緊張しちゃうな。 今時古臭いでしょ？ 私もそう思う。恥ずかしい。 でも、本当に伝えたい事ってスマホなんかじゃ伝わらない。 特にこのお手紙なんて。 …

「視える少女」が行う祠壊しの目的は、「祠に祀られる“ナニカ”を利用した自殺」だった。 祠を壊した人間に忠告してきたオッサンは、イカれ少女の予想外の反応に、恐怖する。 ※「祠壊…