小説と言うものを真面目に書き始めてもうすぐ六年目を迎えます。
そんな中、はじめての経験に直面しており少し戸惑っています。
何に直面しているのか? それはぶっちゃけてしまえば全く書きたいことが思い浮かばなくなっていると言う事態です。
PVとかお星さまがもらえないのはいつもの事だし、言ってしまえばベルシス・ロガでそれなりの評価とPVは貰えたのでそこがネックではないのです。
無論、さらにPVが欲しい、評価が欲しいと言う思いはありますが、今はそこを主軸にしていませんでしたし、書きたいものを年末年始に書き続けていました。
それが不意に消えてしまった。
話の骨子は有るのでそれを元に続きを書く事は簡単ですし、PVが増えずモチベーションが上がらないと言うのであればテコ入れもできますが、それは違う。
ただ、書きたいことが消えてしまったのです。
或いは書こうと言う意思が。
ちょっと、これは由々しき事態かなと思っております。
私はキャラクターがこう動くと言うヴィジョンが常に浮かび、妄想を楽しんでいたタイプのオタクです。
創作してなくてもキャラクターをこさえて、頭の中でこう動いてーとかやっているおっさんです。キモイかもしれませんが。
それこそ十代の始めから1週間ほど前までそれが当たり前の生活をしていました。
でも、それが今は消えてしまった。
何も浮かびません。
世情が原因なのか、自分の中で何かが変わったのか。
ただのガス欠であれば良いのですが。
家庭での生活に変わりはないし、テンションが下がっても居ません。
原因が良く分からない状況で、更新が止まっている訳です。
必ず終わらせはしますが、それが望む通りの出来になるのか、いつくらいになるのか正直分かりません。
書きかたを変える時が来たのか、筆をおく時が来たのか。
妻にはここまでやってきたのだから休んでもいいけど止めない方が良いと言われていますが……。
キャラクターたちが浮かんでこないと言うのは寂しい限りです。
一度原点に帰って、トールキンとかラヴクラフトやC・A・スミスの作品を読み直してみようと思っています。
そうしたら、あの頃の感覚が甦ってまた書けるんじゃないかな……。
何ともとりとめのない文章ですが、更新が止まっているご報告までに。