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需要と供給


感想もらえれば嬉しいけれど、
閲覧数回るだけでも十分嬉しい菊です。どうも!

前回宣言(https://kakuyomu.jp/users/kikumine/news/1177354054885986363)していた通り、
思うところがあって、ちょっと下げていた『雪花妃伝』なのですが、
試験的に他のサイトさんでも公開していたんですけど、
カクヨムさんが一番読まれているみたいなので、公開しておくにはやはりここか…と、再公開しました。

なんか、身勝手で申し訳ないm(__)m


以下、なんで作品を下げたくなったかの愚痴。
気になるって人だけスクロール推奨ですぞ。








































…もういいかな??



前回、下げる理由として、なんかモヤモヤする~みたいな言い方してたんですけど、
具体的に言うと、批判的なコメントを目にすることが多かったからなんです。

批判を受けたくないワケじゃないんです。
そこを拒否ったら、成長出来なくなる。わたしは成長したい。

よく見かけたのが、
・主人公をふたなりにしたこと
・ラストがハッピーエンドでないこと
・恋愛要素がすごく薄いこと
に対する不満。


恋愛ジャンルで投稿していたにも関わらず恋愛要素が薄かったことは、確かに反省すべき点です。
書き始めた当初は、もうちょっと恋愛要素多めにするつもりだったんですが、
主人公カップルの性格的にあまり甘くなりませんでした。

ライト文芸とかのジャンルがあれば迷わずにそちらにしました。
でも、カクヨムさんでは現代ドラマがライト文芸の選択肢になるらしく、
現代ドラマというカテゴリがどうも…抵抗があったというか。
現代じゃねーし。みたいな。
架空の中世だし。


次に、ふたなり要素なんですが、
これは事情があって連載途中からではありますが、タグに記載していました。
それを(作品フォローした時期などから推測するに)完結後に読み始めた人から「普通の身体にすればいいのに」と言われてしまいまして。
タグ見てくれよ…とヘコんだワケです。

確かにふたなりにする必要はなかったと思います。
けれど、鈴雪は相反する託宣を受けた不思議な娘という設定であり、
尚且つ絶対に子供は産めない身体でなければならなかった、という部分があります。
鈴雪は藍叡との間に子は生せなかったけれど、国という大きな子供を二人で慈しんだ…という結末にしたかったのです。
二人の関係は、夫婦ではあるけれど男女のそれとは違い、同志や相棒みたいな、精神的な繋がりの大きな関係であったとしたかったのです。
ただの女の子だったら、出来にくいことはあるかも知れないけれど、子供は産めるかも知れない。
鈴雪が子供を産んでしまったら、妃嬪達が共闘する展開が生きなくなってしまう。
その要素を排除する為に、少し特殊な設定を用いました。


最後に、ハッピーエンドではなかったこと。
これも連載途中でメリバ(メリーバッドエンド)という呼び方があるということを知り、
わたしが目指している結末はこれだ!と思い、タグに記載させて頂きました。

※メリバ…人によって、ハッピーエンドであるかバッドエンドであるか、受け取り方がわかれる結末のことらしいです。

しかし、これもまた(作品フォローした時期などから)完結後に読み始めたと思われる人に
「ハッピーエンドを期待していたのに残念」
「主人公が可哀想すぎる」
「こんな結末聞いてない」
などと言われてしまい、なんだかとてもモヤモヤした気分になってしまったのです。
まことに狭量で申し訳ない。


そんなこんなで、
すべてはわたしの心の狭さが原因なのは重々承知のことなのですが、
予めタグに記載して注意書きの意味も込めているのに、
それらを一切無視して否定的なことを言われるのが、物凄く苦痛だったのです。

モヤモヤし始めた時点で下げたかったんですが、
なんの幸運か、読者選考すり抜けて残ってしまっていましたので、下げるに下げれず…
その間にも増える批判的なコメント。
他のサイトさんで公開している方にも、そんな感じの意見が多くて更にモヤモヤ。

連載中から追っていてくださっている方達に対してだったら、本当に申し訳なく感じて頭の下がる思いなのですが、
完結し、注意書き代わりのタグ付けもしてあるというのに、
そのことに関して不平不満を述べられるのがとても苦痛に思えてならなかったのです。

今はちょっと落ち着きまして、
なにか言われても、まあいいや、と思える程度にはなりましたので、
カクヨムさんが一番閲覧数多いし、需要があるのなら…と再公開という形をとらせて頂きました。


なんか、なに甘ったれたこと言ってんだコイツ…という感じの理由で申し訳ないです。
でも、ちょっと自分の気持ちに整理をつける時間が欲しかったのです。


2件のコメント

  • 初めまして突然のコメント失礼致します。

    さきほど『 雪花妃伝』拝読しました。
    ありがとうございます。
    まず感謝させて下さい。
    都月様のおかげでこの物語に巡り逢えました!

    非公開になっていたのは読了後に知りました。
    私は正直読む読まないは自己責任と思っております。
    タグ付けをしてらっしゃいましたし、もし仮に読み進めても途中で?と感じて引き返すことも出来たはずです。
    それで批判的なコメントを送るなんて自己中にも程があります。
    自分と合わないなら合わないでさよならすればいいのになぜ敢えてそこで終わらせないのか・・・コメントするにも力はいるでしょうに。

    思わず愚痴のようになってしまいました。
    申し訳ございません。


    改めて・・・

    都月様の決断により私はこの世界を知ることができました。
    読み手として関われて嬉しかったです。

    物語は完結しましたが、その後の話も気になりつつ・・・頭の中で想像し補っております。

    近況を読みましてたまらずにコメントを送りましたので支離滅裂な文になっていると思います・・・
    ああこんな人もいるんだな思っていただければ幸いです。

    ありがとうございました。





  • >ひこにゃんさん

    はじめまして。
    『雪花妃伝』お読みくださりありがとうございます!

    ネットというのは匿名性が高いので、気が大きくなられるのか、言いたい放題言う方がよくいらっしゃいます。
    そしてそういう方の声は、よいと言ってくださる方の声よりも大きく響くものなのです。
    だからわたしが見かけた不満を仰る方も、ほんの数人の方のことですが、
    4~5人だろうが、50人だろうが、見える場所で不満をぶつけられると同じように苦痛を感じてしまう…無視すればいいことなのかも知れませんが、精神的にそれが出来ないときもある。それの積み重ねなんですね。
    拙い作品であることはわかっておりますが、特殊な設定であり、物語に直接大きな影響を及ぼす部分ではないかも知れないけれど必要な部分で、そこを否定されるのは流石につらかったのです。

    合わないな、と感じたら立ち去ればいい。まさにその通りですが、悲しいことに、それが出来ない人が多いのが昨今です。
    相手がなにも感じないと思っているのか、ただ単に自分の要求を通したいのかは知りませんが、言われた方は堪ったものではありません。
    だからたまに心が折れそうになってしまう…

    そういうときに、ひこにゃんさんのように声をかけてくださる方がいると、とても救われます。本当にありがとうございます。

    支離滅裂だなんて思いません。
    こうしてわたしのことを案じてお声かけしてくださったということが、本当に嬉しいのです。
    ひこにゃんさんのお心遣いを糧に、今後も頑張っていきたいと思います。
    本当にありがとうございましたm(__)m

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