木田りも

私はもうすぐ死にます。 だから、この1年間は特別です。 この1年間の私の軌跡を見てください。 よろしくお願いします。

僕は自分の顔を探す。 もう見当たらなくなってしまった。 見当たらないうちに、もうどこにあったかも忘れてしまった。僕は何者だ。 何を求めているのか。

私は告白された。 だから、私は幸せになれる権利を手に入れたんだ。 私は幸せになっても良いかな。

ヒタヒタ、ヒタヒタと、 遠くから何かやってくる。 あ、久しぶり。元気だった？ 光はまだ、辿り着いてない？

街中、ぶらりと歩いていて。 見えた景色たち。 何事もない人たちの何事もない話。 ふと、思ったこと。

歪んでいく愛。 純愛なんてクソ喰らえだ。 先輩、好きです。

自宅のような所で寝てる僕は悪意のない人に家の鍵を開けようとされる。その恐怖に怯えていると、昔の同級生と再会する。お金がない僕は、税金が払えないから隙間風が入る。 やがて、僕は僕じ…

1つ、2人、3階、2年、1回。 学年は常に規則正しく進む。 分け隔てなかったものが分け隔てられた。 制約なんて消えてなくなればいい。 私は先輩が好きだ。だから……。

朝、街を歩く。 変化していく世の中、変わらないもの。 そういったものに愛を。

ずっとまだまだな自分がいた。依存してる。自分が。 でもわかってきた。変わらないようで変わっている。

その男は、生きている。 飽き飽きする毎日は奇跡の連続であることに気づかないまま生きている。 マンネリ化した毎日を生きていて、好きな人が出来たりする。普通の毎日は気づくことのできな…

時が流れていつのまにか棒に振った人生。 顔を洗って、検めて、出直して、 現実は夢、夢、夢。 だけど良いものであって欲しい。 そう思うことすら気付き。

金曜日の夜だからなのか、カラオケは多くの部屋が埋まっていて60人くらい入るパーティールームしか空いてないって言われた。そのあと、やっぱり20人くらいの部屋を提案された。なかなかこ…

生きていかなきゃいけないのだ。 生きて、生きて、生きなきゃいけないのだ。

僕はもう仕事をしなくていいのだ。先人たちの力を借りて？僕は常に休みの人の生活を送る。でも、そんな頃、僕は僕として生きたくなってきたのだった。

円山に来た時、あの頃を思い出した。 今思うと、ほんとに夢のような時間だった。

世の中の多くを知り尽くした。 あとは死だけ。 死だけが望みだった。 いざ死を目前にした時、 初めてまだ生きてみたくなった。

自宅のような所で寝てる僕は悪意のない人に家の鍵を開けようとされる。その恐怖に怯えていると、昔の同級生と再会する。お金がない僕は、税金が払えないから隙間風が入る。 やがて、僕は僕じ…

小説などが終わった後、絶望の世界になったこの場所を心臓が止まるまでは見続けなければならない。それが生まれてしまったものに課せられてる問いだろう。

僕はボロッボロだ。 過去は消えない。でも、 過去は消えないんだ。 忘れたい過去、忘れたくない過去。 人生って甘辛いな。

外の世界に触れた私。 いろんなものが見えてきた。 でも僕は昔と変わらず、昔を捨てて、昔と変わらず生きていく。

君と別れた僕は、人生を振り返る。 生きてきた軌跡を辿る僕は。 君に別れを告げに行く。 今までの人生を賭けて。

高校の頃の思い出。 大学3年の時に作った短歌。 あの夏を超える夏はきっともう2度とない。

私は僕との再会を待っている。何光年先にある冥王星のその奥まで。

大人になりたくなかった僕と大人になりたかったあいつ。 ひさびさに会ったらやりたいことをやろうと決めた。 その約束を果たすために時間を使い僕は待っていた。 そろそろ頃合いだ。会い…

僕たちは歩く。ただそれだけ。それだけだから儚くて切ない。 夕陽が沈んでいくように僕たちの時間も終わる。

昔、この町にはある風習があった。それを僕は知らない。しかし、帰ってきた時私は知った。僕はどうしても海に行きたかった。

学生時代と今。 変わりたかったなぁ。もっと。

私はあなたと一緒にいてとてもしあわせでした。 きっとこれからも。

200年後の世界。 国の監視が国中に行き届く。 そんな中、信頼できる君。 あと、いちご大福。

過去は変えられないし、過去には戻れない。 過去はいいことも悪いことも過去である。 過去に縋りつきたい時、過去を忘れたい時。 でも、人は未来を生きていかなければならない。先の見えな…

このタイトルは大事に大事に描きたかった。そんな作品。 花火を見ている2人。花火はきれい？花火は見えた？何か忘れてない？

新発売！！！

僕と君はきっと少しだけズレてた。

noteからの転載です。 長崎原爆がテーマです。

区切られた世界のお話。 紡ぎます。

ほんの少しのズレで、見えるものも感じるものも今の状態も違う。 人生って、そんなものだと思うんです。

今でも思い出す。 君と歩いたあの路地を。 久々に君に会いたくなって、 あの路地を目指して、 君を探す。