リアちゃんの目的意識をはっきりさせるために、改稿を行いました!
それと様々なところを分かりやすく変えました!
3.『引きこもりから聖女へ』
神殿復活についての説明を最初に入れました。神殿復活の説明がなければ、マジモンのやべー連中になっちゃいますからね!
後半では色々と触れられていますが、最初から入れたほうが精神衛生上良きかなというわけです。
9.『烈日帝アンネリース・フォーゲル・ルナニア』
20.『根絶やし聖女の誕生』
34.『──せめて聖女たらんと』
34.5『烈日帝の喝采』
にて、リアちゃんの目的がわりかし明確に判明するように会話文を挿入しました!
その他にも作中世界の設定も新しく開示しました。もう少し後に開示する予定でしたが、早めました。
リアちゃんが大聖女を目指すことについては変わりません。ただ、大聖女になった後どうするのか。
リアちゃんは世界平和を目指すそうです。
かつての大戦の前、大陸にはルナニア帝国含めて十六の国々と三種族がいたそうです。
それが、今では八カ国まで減り、一種族が全ての国を統治することになりました。
それが前提となります。
かつての初代聖女は世界平和を目指していましたが、平和の邪魔となる敵を殺し続けた結果、ついに自分が世界に討たれたという衝撃の設定が。
リアちゃんはもちろんそんなことは知りません。だから、初代聖女の意志を引き継いで八カ国の『世界平和』を目指します。
もう争いも殺し合いも、戦争も起きないそんな世界を。
イザベラさんにもちろん突っ込まれますが、言い返す姿は痺れますよ!
◇
「だったらさ、わたしがそれを引き継ぐよ」
「……どうやって、世界平和を実現するのかしら?」
「良く分かんないけど、みんなで美味しいプリンでも食べればいいんじゃないの? ほら、美味しいもの食べたらその日あった嫌なこととか全部どうでも良くなるじゃん?」
誰も反応しない。
え、ソフィーヤさんとかエルタニアさんとか……みんな違うの?
美味しいスイーツは万能だぞ?
ソフィーヤさんが「失礼」といって、進み出てきた。
「では、八人のお友だちいて……その、リリアスさんの言うようなプリンが一つだけだったとしたら?」
「八等分すればいいじゃん」
再びの沈黙。
「プリンを八等分すれば、満足できない人が出てくるわ」
「だったら大きいプリンを用意すればいい。小さいプリンしか用意してないのが悪いんだぞ」
◇
改稿で挿入した文章の一部です。
どうですか?
わりかし、平和主義者っぽくなっているのではないでしょうか?