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『歌が紡ぐはただ二人』
https://kakuyomu.jp/works/16817330663551334256/episodes/16817330665520763678これにて第四話『運命』完結です!
書き直しまくった第四話。とても辛かった……。
オトちゃんの「私、歌えないのに」って感情とノア様の「強制はしないけどそばにいてほしい」って感情を無理矢理感なく一つの束にまとめるのがとても苦労しました。
溺愛って、理屈を無視してとにかく愛すればいいんだろって思ってました。でも理屈を無視すると説得力に欠けて、急に冷めちゃうんですよね。都合が良い要素の寄せ集めになってしまうと言うか。理詰め脳だから「なぜノア様はオトちゃんに惹かれたのか」「カージュから出ただけでオトちゃんのミジンコ自尊心が復活するわけない」「歌えないオトちゃんがすんなり献上になるには無理がある」などなど、たくさん考えていたらパンクしてしまって。とりあえず四話はまとまりましたが、未だにこれでいいのかわからずにいます。
自分なりに精一杯考えたロマンティックのつもりです。
歌が海を越えて二人を引き寄せたって、めちゃエモくないですか……!?
それに、ノア様のおばあちゃんがなぜあの歌を知っていたのかとか、想像が膨らんでもらえるかなって思って。
この歌は物語を通して大切なワードになってくるので、これからもちょこちょこ出てきます。
「世界を変える運命の恋コンテスト」なので、ノア様と出逢ったオトちゃんが変わっていく様子を描きたいなとずっと思っていました。
でもそれって、ノア様がぐいぐい変えていくよりも、ノア様を見てオトちゃんが自発的に変わっていけるのが美しくて自然かなと。だからノア様はオトちゃんの意思を優先して、自分で選ばせようとします。ただ、オトちゃんは閉鎖的な狭い世界で生きていたから知らないことが多すぎます。ノア様はこれからオトちゃんに色々なことを教えて、その上で自分の意思で選んで欲しいんですよね。ほ、包容力……!!!ただの顔が良い変人ジャ〇アンではない✨
第五話からは、総領事館の外に出てもっと色々なことを知っていきます。世界がぐいぐい広がるワクワク感も楽しんでいただけると嬉しいです。相変わらずお砂糖しかありません(笑)
ところで、舞台がカージュから本島に移ってカタカナ語が増えてきました。和洋折衷な雰囲気にしようと思って初回だけ漢字表記にルビ振りしているのですが、くどくなっていないか心配です。アクセントになっていたらいいなぁ……😇
イラストは今回のお話をイメージしてAI生成しました。
くぅぅぅぅぅノア様の顔が良い!!!!そしてこんなに可憐なオトちゃんが醜雌鳥なわけない!!!!