ふと見たら中間選考の発表があったようでしたの、確認して見ました。
どうせ無理……と思っていたのですが、魔専学校も駄目ぎゃるもどちらも通過していました。
ネガティブな心境の近況ノートを更新したばかりだった中でこれは嬉しかったです。
読者の皆さまのお陰です。
ありがとうございます!
ただ……受賞までいけるのかは自信がありません。
内容はどちらもかなり特殊で、いわゆるテンプレではありません。
なので、個人的には望み薄だと思います。
魔専学校は魔法を概念そのものとして規定して、意思を持つ存在にし、そのままヒロインにもしました。
そして、1章の最期で主人公が虐めっ子を助ける選択をしました。
昨今のWEBの流行り的には、虐めっ子は放っておくかそのまま自滅して貰うのが主流で、主人公に寛容の精神、あるいは持った力を正しく行使させ助ける展開はあまり見ないような気もします。あることはあると思いますが……。
ただ、やり直したい、自分は変わりたい、そういう前提が主人公のジャンバにあっての転生で、彼自身が変わっていると示す為に体を張る場面なので絶対に避けては通れない展開でした。
あと、実体化して人型になれるとはいえ、概念そのものがヒロインも捻り過ぎてしまったかも……。
駄目ぎゃるについては、付き合ってからが本番なお話で、幸せな二人が日常生活を送るストーリーです。
多少の脚色はありますが、基本的にはその年齢の等身大を心掛け、もしかしたら現実にいるかもね、という登場人物にもしました。
ですが、そのせいで少し特殊なラブコメになっています。
例えば教師中岡なんかはバニーガールになったりしていますが、大事なところではきちんと生徒を怒ったり諭す教師をしていますよね。
ノリが良いけれど大人もしている、現実でもどこかの学校にもしかするといるかも知れないような側面を持つ教師です。
主人公もそうです。
帰国子女だから日本語が分からない時期が小さい頃にあって、そのせいでぼっち街道を突き進んでしまった、という全国を探せば実際にいるかも知れない人です。
(まぁその、帰国子女という属性については通常はヒロインに持たせるものではあるかと思いますが……それは横に置きまして)
年ごろの男の子らしく、学外での志乃の人気を聞いて独占欲を出したりとかもします。
大人から見れば恥ずかしいような思考も見え隠れしますが、成長しきる前の等身大の高校生の男の子というのは、えてしてこういう感じではないでしょうか。
その他だと志乃の友達もそうです。
友達の彼氏をからかってやろう、もしくはちょっとイジってやろう、という普通の女子高生です。
群れを成して変なお節介を焼こうとするところや、後にやりすぎたかなぁと反省したりと、本当に普通です。
志乃自身は良い子ですね。
妹の面倒見が良かったり自分で使う分くらいはとバイトをするような性格が良い子であって、だから拗らせてツーンとしていた主人公を気にして気になった部分も強いわけです。
もちろん、寄って来る他の男と何か違う、というのも強かったと思います。
(なんだか主人公が攻略される側のヒロインみたいなポジションに収まっている気がして来ました……。まぁ実際主人公は攻略されてしまうわけですが)
さえきゅんは男の娘なので現実的要素がほぼありませんが……私が男の娘とかTSっ娘が好きなのでその点は仕方ないですね。
あと個人的に一番好きなのは委員長こと四楓院くん。本当この子は面白くてすここここ。
ま、まぁそれはさておき。
書き溜め無しで書いていたので、粗なども当然にありますし、コンテストもどこまでいけるのやら……。(´;ω;`)
自分が知らないだけでどちらも同じテイストの作品もあるんだろうしなぁ……と思うと、無理かもねぇという気持ちも強いですね。