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タスマニアデビル編「あくまのささやき」について

新城にあです。
今作がけものフレンズの小説が初めてだという方もいるかもしれないので、タスマニアデビル編の「あくまのささやき」に関して解説したいと思います。
タスマニアデビルはけものフレンズ3において、自分のせいでカレンダが迷惑してしまい、ホッカイチホーでホワイトタイガーと修行をしていました。
彼女は夢でLVシステムを使ってヒナミを助け出すためにゲネシスアークへ時空転移をしました。
そこでリッジバックと出会い、ヒナミを助けに来たと伝えに行くのです。
しかしリッジバックはヒナミをゲネシスアークの外に連れていきたいと、ゲネシスアークから抜け出そうとするのです。
リッジバックはイメージの暴走によって理性を失いビースト「マルコシアス」になってしまいました。
王を守る為にビーストに変身したリッジバックは、ゲネシスアークのフレンズ達を襲ってしまい、タスマニアデビルの前からいなくなってしまった…という夢です。
絶滅したフレンズは時に、「一人になってしまう夢」を見るのです。
この設定は、「=LOVE版」の舞台けものフレンズから引用しています。
その作品の彼女もまた、自分の声のせいで迷惑してしまうと嘆くフレンズでした。
当然、タスマニアデビルはドールに居なくなってほしくないので、この事をドールに伝えに行きます。
そこにカンザシフウチョウが現れ、「四神は彼女達がビーストになってしまうことを知っていた」と話します。
しかし、その声は四神であるセイリュウに聞こえていました。
四神はこうなることを予測していたが、ヒナミの為にLVシステムを作りたいと思ったカレンダの気持ちを、邪魔する資格はありません。
四神達は、カコとカレンダに試練を与えていたのです。
本当にヒナミを救い出したいと思う気持ちがあるのなら、その技術を生み出してみろと。
こうしてカレンダ達は協力してLVシステムを生み出しました。
たった1人のために、何かを生み出す覚悟はあるのかと。
たとえそれがパークに迷惑をかけているセルリアンの棲む島であっても、彼女達は絶対に協力して独自のシステムを作り出すはずだと私は想いました。
私は、ジャパリパークのヒト達の技術を誰かのために役立てたいのです。
たとえそれが危険なものであっても、フレンズ達は真っすぐな気持ちでヒナミを助けに行くと言います。
私はけものフレンズが大好きです。
真っすぐな気持ちで行動するジャパリパークのみんなが大好きです。
だから、どんな試練を与えてもきっと彼女達は乗り越えて見せると私は信じています。
どんな奇跡も起こるジャパリパークならきっと、彼女たちを救ってくれるはずです。

ゲネシスアークより
Sing/Phonia代表 新城にあ

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