どうも近況ノートをサボり気味なkatternです。
いや言うてそんながっつり報告するようなこととかありませんしね。
こうなんかの受賞したとか、選考に残ったとか、ここ最近はないですし。
まぁ、そりゃ書くことなくて疎かになるのはしかたないですわ。
あ、就職はしましたけれどね。
金型工(見習い)になりました。
汎用フライスで鋼材をがりがり加工してモノを作っていくお仕事。
まだ試用期間なのでなんともですが、思った以上に重労働じゃないです。
切子で指を切ったりとか、指潰すとかの危険は伴いますが、まぁ、そりゃ、クリーンルームにいたって起こることですし。(起きちゃダメ)
それでも、割とのんびりみんな働いているので、気分としては楽っちゃ楽です。
先輩に優しく教えて貰いながら、少しずつやっていこうとおもっています。
あまりこういうとあれですが、身内以外に人好きされる人間ではないので、優しくしていただけるのがとてもありがたいです。
無事に試用期間を抜けて、定着できればなと、そんなことを思って日々を過ごしています。なので、ちょっと、小説もそっちにリソース取られ気味ですかね。
話がちょっと盛り上がりに欠けるならなんとも申し訳ない。
タイトルの通り、ついに令和になっちゃいましたね。
僕は別に平成の内に作家になるんやとか、そういう気負いを持って生きてきた人間ではないので(七菜なな氏が再デビューされた際には、僕も頑張ろうと気合は入れましたが)、こう別に時代が変ることに何か感慨がある訳ではないです。
取り残された―とか、負けてしまった―とか、そういうのは特に。
これからも連綿とこの世界で少ない席の奪い合いは続き。
苦しく、時に物語を紡ぐという本質とはずれた出来事に思い悩みながら、それでも自分を信じて、やれる範囲でやっていくしかないのだろうな。
なんてひねくれたことを思っています。
またそんな捻くれた感情で、出版業界を見るようになったのは、結局のところこの数年の闘病生活を振り返って、辿り着いた結論っちゃ結論です。
もう過度の期待はこの業界にすることはないでしょうし、たぶん、過度に入れ込むようなことはしないでしょう。僕は、僕の権限で、僕ができる、僕の負荷にならない、自己都合をなにより優先した作品を書いていくことになると思います。
読者の皆さんに対して礼を尽くすというのはまぁ、あるでしょうけれどね。
ただまぁ、一方で、やっぱり僕には才能のようなものはなく、努力や工夫でそれを補うことも難しいほどに、物書きをやるのに必要なモノが欠落しているんだろうなと、そういうことを思い知らされてはいます。
たぶん、どうあがいても、僕は小説家になれないんでしょう。
そう思うと本当にどうしようもなく悲しいので、それを認めるのは嫌なんだと思います。
かと言って、嫌だから全力でそこから抜け出すんだと気張ってみても、この通りの閑古鳥でございますから。えぇ、気合でなんとかなるもんじゃないなと、すっかりと現実に打ちのめされてしまっております。ときどき幸運なことに星を入れてくださる方が居て、ランキングに入ることはできるのに、そこから怒涛の駆けあがりをするこことができないところを見るに。やっぱり、僕の書く小説は、欠陥を抱えているのでしょう。その欠陥を含めて、僕は小説を愛しているし、できれば読者に愛して欲しいと思ってはいるのですけれど。
なんか話がずれましたね。
令和になりましたって話です。
元号が変わったくらいで何かが変わるはずもなし。僕は職を変えましたが、相変わらずの底辺ワナビのままでございます。底辺ワナビを抜きにしても、色んな人から、人間の屑だと罵られて、もっと真面目に生きろと言われて、失礼な奴だと罵倒される。そういうい人生をこれからも生きていくことしかできないのは悔しいですが、それは小説で賞を取れば解決することでもなく、会社で出世すれば解決することでもありません。ぐっともたげる怒りの感情の矛を抑え込んで、まぁ、こういうこともあるさと、誤魔化して誤魔化して生きていくのが人間というものなのでしょう。くそくらえでございますが、人間に産まれちまったんだからしかたない。
そんなどうしようもない現実を受け止めて、まぁ、ぼちぼち今のところはやれております。
ネガティブな内容になっちまいましたが、つまるところ、これからも僕は僕として最善を尽くして文章を書き続けて行こうと思います。ついてきてくれている読者の方々、同じく書き手の方々、いつもありがとうございます。
僕は皆さんに読んでいただいているというそれだけで、まだなんとか頑張れます。
なのでどうかこれからもよろしく。
けれど、あわないなと思ったら、速やかに退却を。義理や人情で時間を使うことほど、馬鹿らしいものはこの世にはありませんからね。けど、作品を気に入ってくれたなら、どうか許す限りで愛してやってくれると嬉しいです。
そんな感じで。
令和になっても頑張るぞ。
まだまだ書籍化作家になるには道は遠そうだけれど、それでも、一歩ずつ着実にやれることをやっていこう。今やっていることを続けていこう。
俺のような愚図でも、何かを掴めると証明するため進んでいこう。
なんてことを決意する、令和元年5月1日のkatternなのでした。