他の連載作品と比べると、いまひとつ話題性にかける本作品ですが、根強く応援してくれるみなさまのおかげで、どうにかこの節目を迎えることができました。
本当にありがとうございます。
苦労のかかる子ほどかわいいといますか。
他の作品がなんやかんやともてはやされる一方で、どうにも日の目があたらないこの作品が、かわいいのはひとつの事実でして。
別に趣味でやっているのだからいつやめたっていいものを。
せめてキリのいいところまでと、ついにここまできてしまったというのが実感です。
とはいえやはり時間は有限で。
この作品ばかりにかけている訳にもいかず。
また、話を進めていくうちに、物語としての終わりは私の中で見えてきています。
現時点での感触ですが、三万字を一区切りとして、この作品をたたもうかと考えております。
悲劇から喜劇へを一貫したテーマに、底抜けに明るい少年少女の日常を描いた本作品。
クライマックスも、当然、明るいものにする予定です。
残りわずかというところですが、どうかそれまで変わらずお付き合いいただけますと幸いです。