• 詩・童話・その他
  • 現代ファンタジー

詩になりきらなかったものの掲載

甘いものには目がありません。アリの性質なんて知らないけれど人間生き残るにその本能。
されど世界は余りに土地溢れ。わたしゃ一人個人です。
世界は日の光に暮らしていて、私は毎日深夜に起きている。
私はおんなじ街に21年間暮らしていて、時たま気晴らしに散歩をしても、同じ世界を経験するだけ。
私は五年前から引き篭もり。外には普通に出掛けられるけれども引き篭もり。
今の私に友達は居ない。馬鹿な話は嫌いで、友達は居なくなった。
この前Twitterの人とお話しした。そのようなお話は初めてで私は緊張した。
女の人で、歳下で(此れはおそらくなんだけれども)。女の人が私とおんなじ世界にいることが信じられない私にはよくわからない展開が続いているようで。
しかし楽しい時間。時間は簡単に過ぎていって、いったい私は何をしたのであろうか。考えると怖くなる。
私は自分がどうして引きこもってしまったのか考える。どうしてと考えると色々な答えで私は眠くなってしまう。
私は死ぬことを実感するのが怖い。生活の繰り返しで一見定まったかのようにみえる人生を送ることによって最大限生きられたとしても死んでしまう私を毎日実感することが怖くなって逃避した。引き篭もった。
原因は数多くあって。その何もかもが今の私に力を与えている。無駄な行いを演じている。
私はいったい何になりたいのか。私は死なない存在になりたい。
その夢はおそらく叶わない。私は死なない存在になる為の夢を叶える科学者になろうとはしなかった。私が生きている限りでは、とてもその夢は叶わないだろうと考えたからだ。馬鹿な子供の思考の帰結に有りがちだろう、これって。
僕は特別だから僕は死なないと思っていた。僕は死んでも延々に生き続けて、世界が破綻しても私は生きていて絶対絶対なくならないんだと思い込んでいた幼少期。
僕は死ぬことを恐れていない。僕という希少価値の高い、良い呼吸や生命が宿っている世界への意識が消失してしまうことを恐れている。ある日突然失った感覚のその後はいったい何であるのか。私はそのことを考えると気が重くなって何も出来なくなる。私の今にその思考が蔓延してから五年経った。
毎日毎秒であろう。私はどうして今こうしているのか考える。薬や酒やタバコはいけないらしい。身体に悪いらしい。大人になってからだとか、ちょっと悪そうな人だとか、お医者さんに出向かないと貰えないものからは遠かった。僕は其れら悪いものに嫌悪感を感じているわけでなく実はすべて、酒は結構だが、嗜んでも良いかなと考えている。しかし私、私が出来上がった子供時代に遠かった彼らは摂取の対象にならず、引き篭もった私は寝ること、食べること、お風呂に入ること、自慰をすることにその力を使っている(自慰は何故か受け入れられている不思議)。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する