志水陽は高校二年生。友人、岡本秋人から星を観る部活を作らないかと誘われ、入部希望を募り、秋人の後輩羽林和樹、陽のクラスメイト甘粕洋子、一年生の酒元涼、生徒会副会長の米倉祥子が集ま…

駅前近くにある小さなケーキショップ『ＰＥＡＣＨ　ＢＲＯＷＮＩＥ』は女子中高生達の間でちょっとした有名な店。 その店にはある噂があった。 その店でケーキを食べ、お茶を楽しんだ人は素…

ある学校における、ごくごく普通な登校風景。 抜き打ちで、服装検査が行われていた……。

ようやく冬らしい寒さが訪れた12月。 昼休みの教室で、お昼寝をしようとコウタは目を閉じる。 ウトウトしかけたとき、彼を起こしたのは友人の一言だった。 友達と一緒にクイズを解きな…

富、名声、力……。 かつてこの世の全てを手に入れた男、勝子勝男。 六年一組担任就任時に彼が放った一言は、クラスのみんなを勝負へと駆り立てた。 「六年生になりたければ教えてやる。競…

ある夏の夜、「ドライブいかへん？」と誘われる。

「オレ史上、最大の危機なんだっ」 　如月ダイスケに泣きつかれた星崎コウタは、彼から悩みを打ち明けられる。

入学して一カ月。 友達のいないタカナシヒバリが昼食をとる中庭には、お昼寝をしているオオトリ先輩がいた。