共依存ものだ~~~い好き!!!!!!って公言してはばかりない鹿島です、どうもこんばんは。
ということで、タイトル通りおすすめの共依存作品があったら教えてください。
共犯あるいは共依存関係の人たちがメイン(最悪、主役じゃなくても良い)に出てくる作品があったら映画でも小説でも漫画でも教えてください。共犯・共依存関係の2人は別に自立して離れたりしなくていいです。私は共犯・共依存関係の人々の話をおかずに白米食えるくらいにこれが好きです。見かけたらマジでお願いします。
ちなみに私のおすすめの共依存の2人の話と言えば、『最遊記』シリーズでおなじみ、峰倉かずや先生の『WILD ADAPTER』。これで共犯・共依存関係が大好きになりました。
お互いに名前と体以外何も持たない「久保ちゃん」と「時任」が出会い、深い深い闇の水圧の底で息をしている、そんな話です。全体的に「びしゃびしゃの湿度」です。
あとは、テリー・ホワイト『真夜中の相棒』。共犯・共依存という関係は否応が無しに湿度が高くなりがちなんですが、カラっとしたアメリカの晴れ間のシーンでもなんとなく湿度が高くこの作品もまた「びしゃびしゃの湿度」って感じです。
私はこの小説のとある人が死ぬシーン(ネタバレになるので誰の死ぬシーンとは言いません)のあまりにあっさりとしたその死にざまに痺れました。悲しく虚しくもありながら、こんな生き方をしてきた人の死に様はこうでなければいけないと読者に納得させるその書きぶりに圧倒されました。最後のシーンで、もう後の時間は余生だと言わんばかりの「おいて行かれた2人」の様子が胸にきます。
共犯・共依存の「どこにも行けなくなってしまった」2人が「互いの傍でようやくきちんと呼吸ができる」、そういう閉塞感の中に見出す安寧が好きなんだろうな~~と思ってる。まあとにかく、良い感じの共犯・共依存関係の人々がメインで出てくる良い作品があったら教えてください。頼んだ!