本日投稿分で、『収監令嬢』のマユの物語は完全完結となります。
本当に長い間お付き合いいただき、ありがとうございました。m(_ _)m
で、そもそも備忘録として
「考えてあった設定は全部出しておこう!」
という意図で書き始めた『後日談』ですが。
後日談としてはこれで終わりなのですが、考えてあった分を全部出したわけではありません。
-本編あとがき Play back!-
「ゲーム世界に転生ってどういうこと?」(・_・;)
異世界はわかりますよ。昔からありますし。現実世界とは別の管轄の神様が作った世界で、他世界の常識を持つ人間じゃないと救えない、とか、どうとでも理由はつけられる。
だけど、この『ゲーム世界に転生』の話に出てくるゲームは『巷で流行っている、自分が気に入ってプレイしていたゲーム』なんです。
巷に流通しているということは、そのゲームを作ったのは間違いなく日本の会社、その世界観が構築されたのは複数の日本人の頭の中です。
つまり、神様でもなければ特別な能力がある訳でもない、現実世界を普通に生きている人達、ということです。
じゃあ、いったい誰が、何のためにその世界を3D化したの?
それに、ゲームってめちゃくちゃいっぱいあるよ。有名ゲームでも知らない人は知らない。
どうして都合よく自分の知っているゲーム世界に行けるの?
* * *
はい、回想終了。( ̄- ̄;)
『収監令嬢』は、この疑問に理由付けするところから作り始めた物語です。
という訳で、マユが永久に知ることは無い『この世界の裏側』が設定としてあります。
これをね、頭から出しておこう、と。
これを書かないと、私が『収監令嬢』を終わった気になれないんですね。
ちゃんと終われないと、いつまでも課題が提出できていない、みたいな気分になってしまうのです。
という訳で、完全なる自己満足のために
『外伝(蛇足の舞台裏)』
をそのうち投稿します。
現在書いているのですが、本編・後日談と違ってオールシリアスですので、ちょっと時間がかかっています。
こちらはタイトルにもあるように『蛇足』ですので、この言葉の意味通り「付け加える必要の無いもの」「無用の長物」です。
読んだ方によってはウザがられる可能性もあるのですが(笑)、私的にはここまで書いてオールクリアかな、という感じなので、ちゃんと最後まで書こうかな、と思っています。
改めまして。
『収監令嬢』にお付き合いしてくださった方々。
本当にありがとうございました。
この物語をここまできっちり書けたのは、更新するたびに読んでくださった方々がいらっしゃったからです。
大変、感謝しております。
重ねて、ありがとうございました。m(_ _)m
◆ ◆ ◆
はー、ついにマユの物語が終わった!
やっぱり恋愛物のエンディングと言えば結婚式だよねー。~~旦( ̄▽ ̄*)
「それ、俺の台詞なんですけど」
へ……わーっ!! (゜д゜;ノ)ノ 旦・°
何でいきなり現れた、新川透!
コレ『収監令嬢』のあとがきだから! アンタ関係ないでしょ!
「関係ならちゃんとあります。『恋愛物のエンディングといえば結婚式』、俺が言ったんですよ」
…………あー? ( ̄o ̄;)ゞ
「あー、じゃない」
そんなことあったっけ? ……そう言われれば、あったような。( ̄△ ̄;)
「何すっとぼけてんですか」
いやー、だって1年半ぐらい前の話だよ?
こういうリアクションにもなるよ。シツコイね、キミー。( ̄。 ̄;)ゞ
「俺を誰だと思ってるんです?」
10歳の子に一目ぼれした挙句、現在進行形でストーカーしてる結構ヤバい人。
d( ̄▽ ̄*)
「そっちじゃない方をクローズアップしてほしいな」
あー、そう言えばさ。
『収監令嬢』の彼が新川透みたいだというお便りをもらったんだよね。
まぁ結構、類似点はあるかもしれない。
でも彼の方が絶対マトモなんだけどな。苦労人だし。(・_・;)
「ま、俺が彼の立場ならあんなまどろっこしいことはしないですね」
……何するの? ( ̄o ̄;)
「要はバレなきゃいいので、あちこち手を回してフラグが立つ間もなく最短で莉子を回収します」
回収って言うな! Σ( ̄□ ̄;)
ちなみに、莉子がマユなら相当警戒心が強いので、初対面で頼ったりしません。
ヘタしたらその場で大声で叫んでアイーダ女史かヘレンに助けを求めるかも。
「だから当然、いきなり現れたりしませんよ。まずは観察から……」
出たー。( ̄o ̄;)
「必要ですよ、情報収集は」
それはもっともだが、その手段と使い道に難がある。( ̄~ ̄;)
「まぁ、そんな話はどうでもよくて」
人がフッた話をどうでもいいとか言うな。( ̄皿 ̄;)
「そういう訳ですから、ちゃんと結婚式まで書いてください」
えー……。( ̄д ̄;)
「ナゼ嫌そう? 作者なのに?」
だって、大学生活でもまだまだ一悶着ありそうだし、就職するときだって一悶着ありそうだし、結婚なんて一悶着じゃ済まなそうなんだもん。( ̄- ̄;)
「だから、ソレ全部すっ飛ばして結婚式だけでいいです」
無理。( ̄^ ̄;)
「即答ですか! おかしいでしょう!」
無理なもんは無理。すったもんだが色々ありそう過ぎて、新川透と莉子がすんなり結婚式しているイメージが全く湧かない。
ビジョンが描けない以上、無理。( ̄^ ̄;)
「何てひどい」
んー、気が向いたらポツポツ続きを書くかもしれない。それがずーっとずーっと続いたら、いつの日かそこに辿り着けるかも。( ̄~ ̄;)
「そんな先ですか?」
辿り着くかなぁ。リタイアする可能性の方が高いけどなぁ。(_ _;)
何しろ莉子ちんは一筋縄ではいかない……。新川透もヤバくなる一方だし……。
「頑張ってください。気長に待ちますから」
うん、頼むわ。待つの得意だもんね。\( ̄▽ ̄*)
「待ちたくないのに……。そうだ、莉子はもう18だし、婚姻届だけなら……」
それ犯罪だから! "o(`△´;)
◆ ◆ ◆
まぁそんな訳で、『蛇足の舞台裏』を書き終えたらちょっとのんびりしようかな、と思います。
水面下で1つ手掛けてるのと……あとはミネルヴァの先が書けるかどうか、というところですね。
なお、KAC2021に参加しているため、もうすぐ『ミネルヴァ』がプロフィールの表面から埋もれちゃいます。
ですので、KAC2021が終わったら『ミネルヴァ』のSSを1つ書こうと思っています。
前にちょっと言っていた、メグミンの話ですけどね。
莉子じゃなくて申し訳ないですが。(A ̄▽ ̄;)