「仮想泥棒ゲーム」ステージ#9もようやく終わりに近付きました。第7日はあと1パートです。その次がバックステージで、21日からステージ#10に入ります。長かったですねえ。1月2日に始まってから、全78パートです。一気に読もうと思ったら、1パート5分で読んでも24時間以上かかります(笑)。それでも原稿用紙にして900枚弱。これよりもっと長い小説はたくさんあります。長ければいいというものではありませんし、もう少し短くした方がいいかもしれません。
さて、ステージ#9の季節は6月でしたが、ステージ#10は3月です。初回から日付がわかっています。これはある趣向によるものです。どういう趣向かは始まってからのお楽しみ。そしてパート数は68の予定です。5月の終わり頃までとなります。今回は季節とよく合った感じになるのではないかと考えます。
そのステージ#10、再編集によりだいぶ長くなりました。最初は60パートを切ってたんですけどね。水増ししたわけではないです。むしろ初稿では中盤が端折りすぎでした。そこをわかりやすいようにきちんと書き足したのです。まあ、ほんの少しは無駄なシーンも入れましたが(笑)。無駄というか、お遊び、お約束です。要するに、主人公にとって迷惑な展開のこと。主人公は「仮想世界のシナリオライター」についてしょっちゅう文句を言いますが、それは筆者に向けられているものと思ってもらって結構です。ただ、メタフィクション的な発言になっているわけではない、というのがポイント。あくまでも「仮想世界」に対する文句なのですよ。