今回の長編ミステリーには外国の都市伝説を取り入れています。ホラー系なのですが、ストーリー自体にホラー要素は取り入れない予定です。あくまでも、怖い伝説のあるエリアである事件が起こる、という設定。そこには普通の人が近付かない、という理由としてその都市伝説を使っています。
外国の伝説ですから、日本語の資料は少ないです。原文あるいは英語を自動翻訳して読んでいます。しかし都市伝説ですから、書きたい放題ですね。余計な尾ひれが付けられていることもあります。まあ都市伝説自体がそういう性格のものだから仕方ない。なので、こちらも適当に端折ったり付け加えたりしても構わない、という立場で引用しています。しかし参考文献がウェブサイトというのは許されるのかなあ。よくわかりません。
そして時代を今から少し未来に設定しています。現状から少し進展があって、未来ではこういう設定になっている、という話にするわけです。それなら舞台を架空の場所にして、時代を現代にしてもいいのですが、架空の場所だと立地を「ご都合」で決めてしまえるので、何となくリアリティーが出ない気がするんですよね。立地は制限があった方がいいのです。時代は「ちょっと未来」でもさほどご都合主義になりませんから。
数年後に、実現していなかったら？ それは別にいいんじゃないでしょうか。SF作品だって、たいていそうですし。