長編ミステリーの推敲に入っていますが、思ってたより時間がかかってます(笑)。やはり5週間もかけて書いたものは、それなりの量があるものですねえ。さて、書くのはもちろんPC上ですが、これをいったん印刷して(縦書きで)手直しと推敲をしています。ただ、紙がもったいないので、縮小して2枚を1枚にし、その上で両面印刷ということにしています。つまり、紙の量は4分の1になるわけ。字が小さくて若干困り気味(笑)。しかし、全体が見えるというのは、見直しにはやはり便利ですね。赤ペンで修正候補を書き込んで、それを後で見てやっぱりやめとくとか、別の直しにするとか、総合的に判断できますから。それに、別ページを同時に参照できるのもいい。検索だけはできませんけどね。
そして赤を入れ終わったら(全部ではなく、章単位で見直し中)PCで再編集。二度手間になりますが、トータルではこの方が効率がいい、と信じています。ただ、直しを入れたところだけでなく、周辺の文章ももう一度読み直してしまうから時間がかかっているわけで(笑)。でも、これも「文章の流れ」の確認なんですよ。本当は音読してリズムも確認したいところですが、さすがにそれは時間がかかりすぎるし、周りの人の迷惑になる。頭の中で音読しています。ただ、自分が書いた文章なので、憶えているから若干目が滑りがちになり、文字の欠落に気付かなかったりもします。そこはワープロソフトの「文章校正機能」を使おうと。ただその機能、知らない単語をいちいちチェックしてくるので、登録が大変です。
推敲というと本来、文章の表現を変えたり、削ったりすることなのですが、今の段階では「文章の追加」も多いです。描写が足りてないので。それにしても、冬場の寒いときに、夏の描写を考えるのはやはり大変ですね。部屋を28℃くらいに暖房したらいい文章が書けるかもしれません。あるいは沖縄にでも行って推敲するとか(笑)。