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暗号を考える

短編ミステリー用に暗号を考えています。2月分の話が短い、というのを昨日の近況報告で書きましたが、それを補うためです。和歌でいう「折句」みたいな感じの、和風の暗号です。文学的素養を要求されるだけに、作るのはかなり難しいです(笑)。それをドイツ人探偵に解かせるというのも、また無茶がある。まあ、脇役を助っ人にすればいいんですけどね。

あと、ドイツ語の暗号というのにも興味があります。ドイツといえば「エニグマ」暗号が有名です。3枚のローター(暗号円盤)を使って文章を暗号化する機械が使われます。戦争が終わる以前に解読されてしまいましたけどね。しかし、それを探偵に解かせるのはあまりにも酷でしょう。読んでる方もそれほど面白くないんじゃないですかね。しかも、解くべき文章をドイツ語で作らなければならないというのが最大のネックです! 慣用句ならまだしも、複雑な文章は作者の知識では作れません。これまた、読んでる方も訳がわからないでしょうしね。ちなみにエニグマ(enigma)は「謎」の意味で、ヨーロッパの各国語でそのままの形で使われます。

もし「エニグマ」っぽいものを使うとすれば、代わりになる換字式暗号を使うことでしょう。1文字を別の文字に置き換える暗号ですね。あ、置き換えるものは文字でなくても構いません。記号でも絵でもいい。ただし、文字の種類だけそれを用意する必要があります。記号と絵は既に有名な作品がありますから、それを真似するわけにはいかず、別のものを考える必要がありそうです。

しかし、警察(生活安全課)をどのように関与させるかについては、まだアイデアがありません。それも考えないといけない。昼間は集中力が散漫になっていたので、今からなんとか取り返したいです。

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