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短編ミステリーに警察が出ない?

本日は短編ミステリーの編集・推敲です。1月公開分(来週半ばから公開開始)は長いのですが、縮めたりせず、そのままで行くことにしました。12パートもあります。前半と後半に分かれている感じですね。その次の2月公開分も書き直しているのですが、困ったことに、警察(生活安全課)の出番が思い付きません。話の端々にちょっと出てくるだけ、というのも考えましたが、ここまで毎回それなりの見せ場があっただけに(第5話での出番が一番少ない…)なんとか出番を作りたいと思います。

でも、生活安全課が活躍する案件って、もうたいがい書いたんですよねえ。2月分のメインのネタは骨董関係ですが、警察はそれ以外で絡ませたいです。原稿用紙80枚分くらいのストーリーができあがっていて、それが割ときれいにまとまっているので、逆に警察を入れにくいんですよ。何か全然別の事件を起こさないといけない。そうすると二つの事件が別々に…まあ、12月分も1月分も別の事件を無理繰り混ぜてますから、その方向で行くしかないのかも。まだ時間はあるので、一生懸命考えます。

生活安全課の案件で、まだ書いていない主な職掌には、サイバー犯罪と少年事件があります。銃砲刀剣の取り締まりなんかもあるのですが、「Cool & Sensible 湾岸探偵局!」のネタとしては、ちょっと物騒かなと。少年事件を何か書きたいんですが、探偵は「未成年からの依頼は受けない」というポリシーを持っていますし、家出少年(少女)を探すというのは、似たようなネタを第3話で書いてしまいました。いじめや家庭内暴力はありきたりですし、もっと違うネタを探したいと思います。

ただ、2月分のネタに、少年犯罪は無理。子供が登場する余地がありません。いや、そこを無理矢理混ぜるのがテクニックか? 例えば、過去の少年犯罪と関係があることにするとか。過去の話は出てくるので、その背景を詳しく調べていくと、別の事件が…という、ホームズ・シリーズでよくある感じの展開(こればっか)くらいですかね。それにしてもコナン・ドイルは過去の事件を作るのがうまい。歴史小説家として名を残したかったらしいですから。

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