「仮想泥棒ゲーム」では主人公が、盗むべきターゲットを求めてあちこちと探し歩きますが、その中で最も多いのは博物館の類いです。何しろ珍しいものがいろいろ揃ってますからね。今のベルギー編でも、いくつもの博物館を訪れています。ちなみに、筆者が実際に行って見てきたわけではありません。全てネットで情報を取得しています。博物館がウェブサイトを開設していればそれを見ますが、見てもよくわからなかったり、サイトがなかったりしたら、観光情報を見ます。観光会社の案内ページもあれば、実際に行った人が書いた旅行記も。ただ、これらの情報は時々間違っていることがあるのに注意しなければなりません。別の博物館の情報と勘違いしていたりすることがあるのです。
今書いている「仮想泥棒ゲーム」でもいろいろと調べ物をしていますが、そこにも間違いがありました。その都市には博物館がやたらたくさんあって、似たようなものを展示してるんですね。一例として、「国立博物館」と「国立歴史博物館」という二つが近くにあっったのですが、ある旅行記ブログ(外国語。自動翻訳しました)で前者について書いてあった情報が、他のサイトを調べたら、実は後者で展示してるものだった…というのがわかったのです。デジカメで撮った写真を見ながら書けば、時間が記録されているので間違いが少なくなると思うのですが、記憶に頼って書いたから間違えたのか、それとも二つの博物館を混同したのか。理由は不明ですが、そのせいでストーリーが一部書き直しになってしまいました(笑)。いや、その人のせいにしてはいけない。もっと調べてから書けばよかったです。
余談ですが、メジャーな博物館の名称は、定番の日本語名称というのがあります。British Museum は大英博物館ですよね。しかしマイナーな博物館はそういうのがないので、筆者が無理矢理訳すこともあります。そのときに困るのが「博物館」と「美術館」のどっちを使うか。どちらも「Museum(あるいはそれに相当する他言語の単語)」の和訳なのですが、美術品が置いてあれば美術館、その他も置いていれば博物館、と仮決めしています。さらに困るのは、似たような名前で「(Art) Museum」と「Gallery」があるとき。どっちも美術館と訳したいのですが(ギャラリーって書くと小さな画廊のように思えるので)苦肉の策として共に「美術館」と訳し、ふりがなで「ミュージアム」または「ギャラリー」としました。目で漢字だけ追ってるとわからなくなるので、ぜひご注意を(笑)