「仮想泥棒ゲーム」ステージ#6は第5・6・7日がまだ残っていますが、次のステージ#7の推敲をしています。かなり前に書いたものですが、改めて読み直してみると、書き足りないところがたくさんありますね。おっと、加筆やプロットの修正は「推敲」とは言わないのでした。推敲とは文章をブラッシュアップする作業のことです。プロの作家のほとんどは「推敲とは削ることである」と考えてるそうですね。確かにそうだと思います。書かなくてもわかることは削ればいいのです。
それはともかく、ステージ#7は今までのステージとはかなり雰囲気が異なっています。文字数も少なめです。40パートくらいになりそう。あれ、それだとドイツ編と同じくらいか。どういう内容かはもちろんまだ言えませんが、ストーリー全体の節目になっています。とても重要なキーパーソンが登場して……いや、やっぱりこれ以上は言えない(笑)。しかし、楽しんでいるのは今のところ筆者一人だけというところが残念ですが。
並行して、ステージ#6の第6・7日の推敲も予定しています。こちらは本当に推敲。文体に「ある癖」があるので、それを少し矯正しようとしています。直しても、これまでと調子が違うとはおそらく感じられないでしょう。文字数が減る方向というのは読んでいて気付かないものですよ(笑)。
それに、ステージを重ねていくのなら文章に「軽快さ」を出さねばなりません。それは主人公の行動の軽快さにつながるわけです。そうしないと、いつまでたらたらやってんの、いいかげん学習しろよ、と読者から思われてしまいますから。あとは文章に濃淡を付けること。翻訳風にわざと重くべったりと書いていたところもありますが、これからは緩急をつけていこうと思います。