聖・鬼松女学園3話のキャラクター、マリカのボツ設定をここに書いておきたいと思います。本編の方に書くと文字数を圧迫しちゃうので(-_-;)
〇キャラクター名:マリカ(本名:剣 鞠歌)
〇経歴:元手芸部の部長
〇戦闘スタイル
紐や巨大な針を使って相手を縛り付けたり壁に縫い付ける技を駆使して戦う猟奇的な物(この設定が没にならなければ飛び降りても紐を使って空中で止まれた)
〇世紀末的嗜好
倒した相手の髪を刈り取り、首に巻いたスカーフにその相手の死に顔を髪で刺繍する趣味がある。
〇トラウマ
元は部員や友人を守る為に戦っていたが前記した嗜好により友人も離れて行き、他者からの恨みも買って、部員も守り切れず全滅させてしまう。(倒れた仲間の髪の毛でハンカチにその仲間の思い出せる最高の笑顔を刺繍して大切に持ち歩いている)
そして最後の部員を失った時、今まで一度も涙を流さなかった、今でも流せない事に気付いて「愛する者の為に涙も流せない目などいらぬ!!」と両目にサロンパスを貼り光を捨てた。
この為、サロンパスが劣化して剥がれそうになると「見ないで!わらわの目を見ないで!!」と暴れ出すサロンパス欠乏症(と自称している)にかかっている
〇新たな戦闘スタイル
基本的には変わっていないが、元々敏感だった指先の感覚がさらに敏感になり、指先に触れる空気の感触から周りの状況を掴む事が出来る。相手に触れればその志向や健康状態まで察知し、戦闘中に相手と自分を糸で繋げて相手の動きを先読みし対処するなど。
視野に捕らわれない三次元的な感知能力と紐を足場やセンサーに使った多数の目を持った宙を舞う蜘蛛の様な戦闘スタイル。本人いわく「文字道理、この手に周りの空間そのものを掴んだわたくしに勝てるお人などおりませんわ!」と自負している
〇主人公とどう絡む予定だったか
生き別れだった腹違いの兄の ”剣・守琉” が臨時教師としてこの学園に赴任して来たことを知り、探すことにした(守琉もマリカを探していた。もちろんそんな設定もボツである)
マリカが守琉を見つけた時にはすでに毒殺されていた後だった。そして守琉と一緒に行動していた女生徒が怪しいと疑い、さらに毒物混入の実行犯にそそのかされ二人と対決
戦いの末、二人を通して守琉の教師としての思いやりを能力で感知したマリカは貼られたサロンパスが剥がれるほどの涙を流し泣き崩れた。そして一言「ひっく…えっく・・・・スースーします・・・」
――――と言った感じだったのですが以下の理由で没に
1.長い!書き切れんわ!!
2.シリアス過ぎる、ギャグなのに
3.主人公が食われる
などの理由から没になりました。