今回は長くなりすぎたので二部構成にしてその前編です。
https://kakuyomu.jp/works/16816700427807848148/episodes/16818093077319441974◻️新しいペンネームについて◻️
ペンネームを『かるちぇ』から『ととかる』に変更したのは記憶に新しい話ですが、実はあの時点では自分的にはまだ納得がいっておらず、何か漢字を加えたいと思っておりました。
理由としては、ひらがなだけの名前は自分の作風を考えるとイメージが軽いかなーと思っていたのです。ただ、メリットもありまして、何よりも読み方が分からないということがありえない、そして覚えやすいというのは大きなメリットでした。
私もタイトルが刺さったうろ覚え作品の検索はよくするのですが、正確なタイトルでないとなろうの検索ではHITしないことが多いのです。私の代表作である『船が沈没して大海原に取り残されたオッサンと女子高生の漂流サバイバル&スローライフ』も大変タイトル検索が面倒くさい類いのタイトルなので、せめて作者名で検索しやすいようにひらがな4文字のペンネームにしていたのです。
ただ、ひらがなだけの名前は『』などで囲わないと地の文に埋もれやすいという構造的欠陥があります。ペンネームをかるちぇからととかるに変えました……読みづらいでしょ?
なので、漢字の名前を加えたかったのですが、これにもいくつか条件あります。
一般的に読めない、画数が多くて難解で中二感が匂い立つようなものは本末転倒なのでNG。名字としても名前としても、男女どちらの名前としても通用する短いものであること。自然や海を主な舞台とする自分の作風と合致していること。口に出した語感がいいこと。
そんな条件を満たすものをずっと探していたのですが、なかなかピピッとくるものが見つからず、最近ようやくたどり着いたのが『海凪』という言葉でした。
『みなぎ』という読み方はわからずとも海凪なら覚えやすいから作者名検索しやすいでしょうし、名字としても名前としても男女どちらの名前としても実際にあるものですし、風と波のない穏やかな凪ぎの海は個人的に大好きですし、『みなぎととかる』という語感も悪くないです。
そんな感じで、今後は海凪ととかる、として活動していきますので引き続き応援していただけると嬉しいです。