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『白い鯨』投稿。近況話も。

 こんにちは、今度は幻想小説を投稿しました。タイトルは「白い鯨」。「鯨」って漢字、歴史の授業でペリーが来るあたりでたくさん見た文字だなあとタイプを打ちながら思いました。

 2024年のカクヨム甲子園で最終選考に残った『幸花』も幻想小説というカテゴリーに入るのかもしれないなと思いながら、新作を執筆しました。
 今作は学者の先生に弟子の少女が恋心を抱いてしまったというストーリーを手紙風に書いています。私は幻想小説だと思って書き上げました。
 今回も自主企画「第三回杉村幻想短編文学賞(2025年)」に参加させていただく作品です。
 
 ここからは著者の近況話になります。
 大学の先生に『幸花』を読んでもらえた機会があって、その際に言われたのは「矛盾を作れば良かったのかも」というアドバイスでした。
 確かに……。いいことをしたら幸花が咲くという設定のストーリーだったのですが、悪い行いをしたのに幸花が咲いたら……。面白くなりそうだなと思いつつも、なかなか改編するならのストーリーは思いついていなくて。
 最近は難しい話やバットエンドの話を読むと体力が消耗されていくので、優しいお話を好んで読んでいます。あとは少女漫画も読んでいます。キャラクターの心情の変化がわかりやすいので日々勉強です。
 あと、最近寒くなってきてますよね。あったかい格好で風邪ひかないように過ごしたいと思います。

4件のコメント

  •  禁忌の鏡に未来を見た弟子が、師への想いを胸に旅立つ手紙形式のファンタジー叙情作品。これは完成度が高い。いい出来です。
    「時の書板」の登場が急なので序盤からほのめかし、中盤の説明的回想を対話や対比でリズムをつけ、結末の「追わないでください」のあと唐突に締まるので、主人公の覚悟の深さをもう少し示すと読後の余韻が増すかもしれない。五感をもう少し用いて強調すると更に良くなると思う。
  • 読んでくださって本当にありがとうございます。作品の雰囲気や、弟子娘と師の関係にしっかり寄り添って読んでくださったこと、とても嬉しく思っています。完成度が高いとおっしゃっていただき、自信につながります。

    「時の書板」の出し方や、中盤の回想の見せ方、ラストの余韻の残し方までしっかり読んでもらえて、作者としてすごく励みになりました。
    自分でも気になっていた部分を言葉にしてもらえた感じで、「あ、ここもっと工夫しよう」ってすごく前向きになれました。

    特に、序盤からの伏線の置き方や、説明だけじく、説明だけに頼らず対話や対比で流れにリズムをつけるという点は次に書くとき取り入れたいポイントになりました。
    あと、主人公の覚悟をもっと五感で伝えるっていうのも、読後の響きを強くするヒントとしてしっかり心に刻みます。

    読んでもらえただけでも嬉しいのに、いつもこんなふうに作品に寄り添った感想までいただけて、本当に感謝しています。
    これからも少しずつ作品づくりを磨いていきますので、またお時間のあるときに覗いていただけたら嬉しいです。
    季節柄、寒さも続きますので、どうかあたたかくしてお過ごしくださいね。
  •  お話作りをする人は、伝えたいことがあるから創作します。つまりストーリー重視です。対して読者や編集など読む側は、物語の構造よりも見た目が大事なので、彼らはキャラ重視になります。
     キャラとストーリー、どちらを先に考えたとしても、両方揃っていなければお話になりません。どちらが得意かを把握し、作っていけばいいだけです。
     ストーリーの構造や展開を考えたら、それに合ったキャラクターを考えます。
     最初に名前をつけます。
     物品や商品、ペットなどを思い浮かべいただけるとわかるように、名付けることで存在感が増し、性格や容姿、口癖や背景などイメージしやすくなります。
     名は体を表すといいます。適した名前をつけるのもいいですし、あえて逆の名前をつけることでギャプを生み出せます。
     日本人なら苗字は普通でも名前は特殊にする、または変わった苗字にありふれた名前をつけると、現実にいそうだけど特殊に感じやすくなり、キャラも立てやすいです。
     そのキャラにどんな人生や印象を背負わせたいか、名前ランキングや発音集、人名一覧サイトなどを活用するのもいいです。人名以外にも動物、植物、駅名、地名などからもじって名前を作る方法は、複数キャラを一気に命名するとき便利です。
     他のキャラと区別するためにも、文字数や漢字、名前の響きが重ならないよう、一覧を設けておくといいです。
     
  • お返事遅くなってしまい、申し訳ございません。
    ありがとうございます。イメージが浮かびやすく、熟読させていただきました。作品執筆の参考にさせていただきます。いつもありがとうございます。
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