https://kakuyomu.jp/works/1177354054888253740つまんな過ぎて非公開にしてた長編小説を、いろいろ思うところがあって引っ張り出して一人反省会した。みんなこういうの好きだろ?
作者・自分だから元ネタが全部わかるんだけど、子どもの頃から大好きな魔法陣グルグルのアラハビカミュージカルとニケ王子&ククリ姫に、大好きなギャルゲーの夏夢夜話、各種お気に入りの童話全て、当時漫画図書館Zで読んでぶっ刺さっただいらんどまでぶち込んで、最後に「曲矢さんのエア彼氏3巻(最終巻)」まで7万字以下にぜんぶぶち込んでる、己の好きなメルヘン全部の闇鍋感が浅はかでバカで可愛い。
やりたい事が一応見える最初と終盤はまだしも、ほぼほぼただ間を埋めているだけの中間がクッソつまらなくて、後で自分で読み返して寝落ちした&健気に一話ずつ♡を入れて読んでくれてた読者さんが力つきているのが致命傷だが。
ヒロインと綺麗なシーンを、とにかく当時の自分の語彙力全部使って、可愛く美しく表現しようとしている点は、ちょっと今の自分にない部分かも……とは思う。その気合いも、ところどころ悪くないだけで、全部に注意を配れていないようなのがダメだが。自画自賛だが、ヒロインの雪華ちゃんは今読んでも結構可愛い。主人公のキャラが立ってなさ過ぎるのが致命傷(ヘタレではないかもしれないが、型通りに動くだけの王子過ぎる)
前に参加した偽教授駄作杯、これで参加すれば良かった。ちょっとコレを引っ張り出して来る勇気がなくて、優勝を逃した。「構想一年、執筆期間半年くらい、でも駄作」という、審査員の入賞基準にピッタリなコレを出したら、絶対優勝できたのに。