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三度転生した物語

書いてた話が完結したので、5分で読書用短編を書こうとして、ちょっとジェイムズとワレスさんが出会ったころの年齢を調べようと、自作の過去作を読みだしたら、止まらなくなった。今日の昼間四時間かけて、半分あたりからラストまでいっき読み。ハラハラドキドキ、次々と来る意外な展開、泣ける、泣けるね(☍︎﹏⁰)

というわけで、短編を書きつつ、この話を次にアップする準備をするつもりです。

というのも、宙夢は完結させました。でも、まだ僕にはシリーズ全体として完結させてない二大シリーズがある。
人間っていつ死ぬかわからないんですよ。もしも万一ってことは誰にも起こりうることなので、ちゃんと完結まで、とりあえずでもいいので形にしておきたい——もともと、『墜落のシリウス』はその思いで書いた話です。一作ずつは10〜20万字、ものによっては50万字ていどの長編なので、全部書いてたら死ぬまでにシリーズ完結できないかも……そう思ったので。

なので、ダイジェスト版です。一章が本来は一冊ぶんの長編の内容なので、展開早いのは当然ですね。

これ書いたのはネット投稿するちょっと前のころだったと思う。エブリで五年、カクヨムで三年なので、まあ、そのくらい前に書いたものです。

時間があるときに、駆け足で書いたこれらの内容を、いつか本来の長さで書けたら……そう思ってます。少なくともジゴロ探偵から彼が砦へ行くまでくらいはつながりそうですが。

この話はリア友にも読ませてないので、今のところ僕しか知りません。いつも応援してくださる数人だけとでも彼の生涯を共有できたらなと。

ところで、ノートのタイトルは何かと言うと、この話は三回、まったく異なる作品となって生まれ変わってます。
基盤になってる最初の話は高校のころに書いてたオカルトミステリー。でも、へたすぎてすてたんで、設定だけワレスさんの話で生かして、その総決算として『墜落のシリウス』を書いた。

その後、青蘭の話を書くとき、そのつもりはなかったけど、なぜか、このシリウスの話を下敷きにしたようなストーリーになってました。
もちろん、両者はまったく違う内容になってるんだけど、ラストのシチュエーションは似てる。やっぱり僕の好きなタイプの話なんだなぁ。
一番重要な骨の部分は同じなのに、表面上は別の話になってる。青蘭を読んだ人には、その違いを読みくらべるのも面白いかと。

姿形を変えながら、三回も書かれた物語。
どれが一番泣けるかというと、墜落のシリウスだと思う。

じゃっかん、冒頭のあたり砦時代のネタバレになってますが、そこをとばしてでも読んでもらいたいです。


イラストは原画。
表紙用に描いたやつのもとのカラーです。表紙用はフィルターでちょっと色味変えました。

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