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小説マグダラのマリア・シリーズ、キャラクター紹介(作成中)

【マグダラのマリア/光の使者クロスピスティス】

 →シリーズの主人公。ガリラヤ地方のマグダラ出身。イエス・キリストの第一の使徒。復活したキリストに最初に出会った筆頭の弟子(ときどきそれを自慢しているが、先生への深い愛ゆえである)。ペテロ、ルカ、パウロに対しては、ちょっぴりライバル心を抱いている。

 学問に関しては早熟の天才。理系の知識にも秀でるが、文才もある。しかし、当時の家父長制の価値観により、大学へ行かせてもらえなかったことをずっと悔やんでいる。(シリーズの途中で21世紀日本へ留学し、北九州市の三好さんちでお世話になりながらの一年間の受験勉強を経て、一般入試で見事合格する。早稲田大学文学部に進学予定。)

 語学に堪能で、タイムマシンで訪れた21世紀日本の言葉をすぐにマスターする。

 当初は旧約聖書の食物規定を厳格に守っていたが、ギリシャ出身の親友フェベの影響で海鮮料理に挑戦するようになり、さらに、21世紀の日本に来てからはカレーライスととんこつラーメンにどハマりする。

 シリーズ後半では、光の使者トリニティクロスのリーダー、クロスピスティスに変身する。竜退治のときに手に入れた剣を武器とする(ただし、斬るのは相手の魂だけであり、後述するクロスアガペーの浄化技により、斬られた相手は「義人」として復活し、正しい人生を歩むようになる)。



【ケンクレアイのフェベ/光の使者クロスエルピス】

 →アカイア州ケンクレアイ出身。初代キリスト教会の女性奉仕者の一人。ローマ帝国で最強、最速の存在。スポーツ万能。抜群の動体視力をもち、ヘロンの蒸気機関を応用した馬無し馬車でアッピア街道非公式最速記録を樹立した。

 コリントの大学のスポーツ特待生。なお、シリーズの途中、マリアと一緒にしっかり勉強をしたので、21世紀日本でも立教大学に通うことになる。

 港町で育ったギリシャ人なので、イカ、エビ、ムール貝などの海鮮料理が大好き。自ら海を泳ぐのも好き。(じつは地上を歩くより、水の中のほうが力を発揮できる。なお、ヌードに抵抗感皆無だが、18禁的な感覚ではなく、「そのほうが泳ぎやすいから」である。)

 シリーズ後半では、光の使者トリニティクロスの一人、クロスエルピスに変身する。唯一の物理攻撃が可能だが、食らった相手は確実に死ぬので、人間に対しては原則攻撃しない。主に、災害現場の障害物を取り除くなどの役目である。



【プリスカ/光の使者クロスアガペー】

 →ローマ出身。ストア派の革新官僚の一人娘で、莫大な資産がある。コリントとエフェソに別荘をもち、エフェソにある別荘では、パートナーのアキラとともにキリスト者の家の教会を主宰している。はたらくことが好きで、日々、お手伝いさんたちとおなじくらい労働に没頭している。

 また、クリスチャンホームの生徒たちを大学に進学させるための学校を運営しており、学長の立場である。

 本人は大学に籍を置かず、自宅で家庭教師に勉強を習っていた。途中、ある出来事が原因で数年間部屋に引きこもっていたことがある(アキラとの出会いの前)。なお、シリーズの途中、マリアと一緒にしっかり勉強をしたので、21世紀日本で国際基督教大学と慶應義塾大学大学院に通うことになる。

 菜食主義者。ただし、卵と乳製品はたべる。ギリシャのヨーグルトが大好物。

 シリーズ後半では、光の使者トリニティクロスの一人、クロスアガペーに変身する。浄化技により、ピスティスが斬った相手を「義人」として復活させ、正しい人生に立ち帰らせる。ただし、皇帝ネロには効かなかった。

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