・マリーの夫は彼女が語るよりも酷い好色家で、実際はまだまだ長生きしそうな爺でした。妻一同、恥辱の日々に耐え忍んでいましたが、彼女らの中でも優しく慕われていた一人(マリーも頼っていました)が他の男と関係を持ったという噂が流され、激怒した爺に惨い殺され方をしたことでマリー激怒。そして他の妻達となにかを相談してしばらく後、やがて全員の意見が一致。
半月後、爺はベッドの上で事切れている姿が発見され、親族らには「恥ずかしい死に方をした」ということで密葬され、自由になった彼女らは財産を分けて各地に散っていきました。
その後再婚した相手はいい人でしたが、看病虚しく病死。
マリーは「自分の幸運は自分でつかみ取るしかない」と至ったようで、経緯はともかく、いまの自分を誇っています。