薩摩の宝、島津日新斎いろは歌を紹介するようになってからカクヨムでは星を沢山いただきました。
とても嬉しく、ありがたいことだと思います。
他の小説サイトでも多くのポイントをいただきいろは歌を知る方々はとても大事に思っているのだとあらためて思いました。
以前も小説で紹介しましたが、ベースとなるいろは歌の原文と現代語訳は「島津日新公の教え」という本を引用、参考にさせていただいています。
作者は清水榮一という方です。
鹿児島では比較的スタンダードとされるこの教えを全国に広めたいと島津の元締めのような方が願い、その意向にそって書籍化したとこの本には書かれています。
目的は「日本をよくするため」です。
もちろん、戦国時代に書かれた内容ですから現代に通用しない部分もあるでしょう。
しかし、戦国時代から幕末、明治、そして現代に至るまで、島津と鹿児島を精神的に支えてきた実績もあります。
今から約1800年前に曹操に編纂された「孫子」が現代日本でビジネス書として持てはやされている現実を思えば、十分価値があると思います。
一方で薩摩の秘伝のような感じで全国には広まりにくい要素もあると思い、なるべく薩摩と関係のない歴史の偉人や有名人を紹介することで、より多くの人にわかり易くお伝えしたいと思いました。
私のPN「郭隗の馬の骨」はあくまで情報の中継役という立場で戦国島津を伝えていきたいという願いの象徴です。
まだまだ、ブームというほどの人気はありませんが、いずれ火が付いた時には最近爆発的人気になった「鬼滅の刃」、それ以上のブームを起こしてみたいですね。
それまでどうか今まで同様暖かいご支援や愛ある叱咤をよろしくお願いします。