今日の人々は、いじめ問題に関しても、ずっと断定的な《思想》をもっている。このことから、真理の探究という習慣を失ってしまった。傲慢にも真理に到達したと錯覚する者達は、謙虚さの欠片もなく、より良い真理を目指そうとする指向が欠如している。
断定的な思想を者達のやり方、つまり「人をいじめてはいけない」という理念を子供達に押し付けるやり方に、疑問を抱いたので、このエッセイを書きました。
題材にセンシティブな問題を取り上げているので、私の意見に対して反論したい、否定したい人もいることでしょう。ですから、否定的な意見、反対意見を持つ皆さまは、遠慮くなくその意見を応援コメント欄や近況ノートの方に書いて、私にぶつけてください。