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『群衆心理』について

こんにちは、皆さん!

最近、ル・ボンの『群衆心理』を読み直しました。この本は、19世紀末にフランスの社会心理学者ギュスターヴ・ル・ボンによって書かれたもので、群衆の行動や心理を探る非常に興味深い作品です。

彼は、個人が群衆に属するとき、その行動や思考が大きく変わると主張しています。個人が一人でいるときは理性的であっても、群衆の一部となるとき感情的になり、衝動的な行動を取ることが多いと言います。

また、群衆の中では個人の責任感が希薄になるため、普段は行わないような行動に出ることがあるという指摘も興味深かったです。これにより、暴動やパニックなどの現象も説明できるかもしれません。

現代において、我々はネットを用いることで、簡単に群衆の一部になることが可能なので、注意したいですよね。
ネットのニュースに踊らされて、加害者を袋叩きにしていないですか?
心当りのある方は、気をつけてくださいね。

ル・ボンの『群衆心理』は、社会の動きや人々の行動を理解する上で、非常に役立つ一冊だと思います。皆さんもぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか?

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