想定した質問をQ&A風にして公開いたします! なんか恥ずかしいですね……。
「なぜ半分ぐらいまで名前が登場しなかったのか?」
戦争が終わるまでは個人として存在しないからです(表向き)。
実は……考えていませんでした!!
1章の「X-10-3」で片桐が大月と一緒に駅に降り立つときにどうしても名前を決めなければならないと思ったわけだったのです。
「三瀬は美濃のことを本当はどう思っていたのか?」
「X-10」作戦の直前の彼でいうのであれば、優先順位の1番に彼女はありませんでした。それだけの話です。
「これはいつのお話?」
1章の「基地奪取作戦」時点は2032年6月付近です。私自身さほど年代を決めてから書く人ではないので申し訳ありませんがそういうことにしてください。12章はその翌年2033年7月下旬です。
「主人公は誰?」
いません。前半は戦争というものは個々を数字にするもので「主人公」というものはいないからです。
後半はそれぞれの人生において、彼ら彼女らが主人公だからです。少なくとも私はそう思っています。
しかし、皆さんが「〇〇が主人公」と思って読み進めるのは構いません。それも楽しみ方の1つですから。
「どこが舞台?」
北東北の日本海側です。「X-10」では津軽半島の最北端竜飛崎付近が舞台となります。片桐と大月が一時期一緒に過ごしていたのは熊本市です。
「あの指揮官はどうなったの?」
日本は勝ちましたからね。
「登場人物の出身地は?」
三瀬……岩手県盛岡市
美濃……宮城県仙台市の内陸部(震災まで両親は沿岸部)
片桐……沖縄県名護市
大月……不明(最初は長野某でしたが、そこまで侵攻はされていないためお蔵入りとなりました)
柳 ……特に考えていませんでした
城崎……宮城県のどこか
さて、拙作「戦争時代」や新作「記憶をどこかへ置いてきて」をよろしくお願いいたします!