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拙作「違和感」の私の解釈

 この度は拙作「違和感」をお読みいただきありがとうございました。「違和感」は「マンデラ効果」というある種の現象を追っていく作品です。ジャンルは現代ファンタジーですが、微ホラーの要素もあります。解釈はお読みいただいた方の自由ですし、それぞれに価値があると思います。ただ、「私はこういうつもりで書いた」というものを載せても良いのかな、と以下よりその解釈を掲載しますが「答えは見たくない」などの方はご遠慮ください。

 この作品の最初と最後で共通の話題はオカルト雑誌の記者の名前です。最初は「菊池」で最後、名刺を確認した時は「菊地」に変化しております。取材を受けている乙名は名字が変更された後も同じように応じています。仮にマンデラ効果の原因が乙名があくまでも仮説として語る「パラレルワールドの中での行き来」であれば、この現象もある程度説明できるのかもしれません。

 一瞬のうちに世界は増え続けます。仮にA世界で乙名に取材をしている記者「菊池」がごくわずかな確率でB世界の同じく取材をしている「菊地」という名前のパラレルワールドにいったのかもしれない、という話でした。もしくは乙名が移動したのかもしれません。

 それではまた、他の拙作もお読みいただければ幸いです。

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