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紙版の頒布が終了していたので

こんにちは。ようやく秋めいた気候になったような気がしております。

さて、アンソロやら文フリで頒布する作品の作業をせっせと進めているところなのですが、頒布する作品のカバーの折り返し部分にはいつもこれまで発行してきた作品の一覧を掲載しております。
その時にふと気づきました。

「あれ、そういえば初めて頒布した長編作品ってもう紙版無いな」と。

この長編作品というのが「彼方に集う獣たち~瀑布の目覚め~」でして、頒布したのが2018年でした。当時はイベント参加も二回目で、そのくせ「やばい、長編まとめきれない」と頭を抱えて苦肉の策で上下巻に分け、とりあえず上巻だけ頒布した記憶があります(その後2019年に下巻を出すんですが、なんということでしょう、コミティ●の抽選に外れて自分のスペースを持てませんでした。ありがたいことに委託させていただいたんですが、現地では一冊も捌けなかった苦い記憶があります)。

ともあれ、数年かかってなんとか上巻だけは刷ったぶんを全て頒布でき、下巻は悲しいかな数冊動かないまま処分してしまったんですが、発行作品一覧の初っ端にタイトルを記載している以上、「あーもうこの作品はWebの投稿サイトにしかないんですよ」というのもいかがなものか。
かといって製本するだけの財力はありませんし、仮に刷ったとして全部無くなるとも思えません。

なので、電子版を作りました。
https://kkr-onodera.booth.pm/items/6144372
紙版の上下巻を合体させ、下巻に収録されていた「黄金の少女と紺碧の鳥」という短編を省いた状態で電子版にしました。表紙の画像は当時の上巻に使用したイラストをそのまま使っています。
もし興味がございましたらご覧ください。

そういえばアンソロの原稿は入稿したので、あとは「溟海の乙女」をどうにか頑張ります。では。

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