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退路を断ちました

12月1日にビッグサイトで文フリが開催されるそうですね。
その申し込みが早くも始まったとか。



自分自身に締め切り作るためにも申し込みました。

元々秋のイベントに出る予定ではあったのです。
と言いますのも、現在水面下(?)でアンソロ企画が進行中でして、それを頒布するためにもなにかしらイベント、もとい文フリに出るつもりでした(諸事情でコミ〇ィアにはもう行かないので)。
なので申し込むのは予定通りだったのでまあ良いのです。

さて、こういったイベントへ出店を申し込む際に頭を悩ませる問題があります。
出店するジャンルです。
私が執筆する話をご存知、あるいは作品一覧を目にした方はなんとなくお気づきかと思いますが、恋愛もの、ファンタジー、現代もの、ミステリー、BLなどまあそれは色々ございます。今まで制作してきた同人誌も同様です。
なので毎回「どの……どのジャンルで申し込めば……」と頭を抱えるわけです。
なぜなら選ぶジャンル次第で手に持ってもらえる確率が変わってくるから。
ファンタジーエリアに足を運ぶ方は当然ファンタジーを目当てにやってくるわけです。そこに例えば私が「靴と雷」シリーズをどーんと引っ提げていったとして、果たしてどれくらいの方が足を止めて下さるでしょう。
今回の新刊として確実に出るのはアンソロなわけですし、ジャンルとして「アンソロ」もあったんですが、部数をそれほど多くするつもりもなく、かつ私がこれまでに発行したアンソロは一タイトルだけなので、「我がジャンルはアンソロなり!!!」と堂々とするのもなんだか違う気がします。
(ちなみにそのアンソロがこちら↓
 https://kkr-onodera.booth.pm/items/4553835

なので思いました。
ファンタジーで申し込んで、ファンタジーの新刊なにか一つ出せばいいじゃない、と。

幸いというかなんというか、ファンタジー作品の長編はいくつも書いてますし、製本化してないタイトルの方が多い。ので、そのうちの一つを形にすればいいじゃない、と思ったわけです。
誤字脱字のチェックなどの校正と、なにかしら書き下ろしと、表紙絵を描くのと、ロゴを考えるのと、それを表紙のテンプレに当てはめたりなど作業は山盛りですが、イベントに申し込むなりして強制的に締め切りを作らない限り、「まあいつでもいいか~」とダラダラしてしまいかねないので、まあちょうど良かったかもしれません。

製本化する予定のタイトルは「溟海の乙女」です。一応かなけもシリーズの中では二作目に位置づけられる作品なのですが、何年も製本化を後回しにしていました(その間に三作目の方が製本化してる)。
アンソロ作業も並行して進めることになりそうなのと、新作長編の準備も進めたいので、とりあえず頑張ります。うおー。

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