「アイリス・ウィンラット。君との婚約を破棄する」
「「「「え?」」」」
《《4人は》》、《《同時に声をあげた》》。
今まさに婚約破棄を言い渡した、当人さえも。
不思議な感覚だった。
ずっとここにいたはずなのに、別の世界からやってきたかのような。
私としての記憶と、もうひとりの私としての記憶が重なっているような。
そうだ。
元の世界で私は今日、夫と結婚式を挙げる予定だった。
それなのに今なぜか、学院の断罪イベントの真っただ中にいる。
(これってまさか、異世界転生……?!)
恐る恐る前世の記憶をたどり、私は青ざめた。
前世での結婚式当日に、見てはいけないものを見てしまったことを、思い出したのだ。
―――《《夫》》と《《私の妹》》の《《W不倫現場》》。
騒ぎになり、《《妹の夫》》も駆けつけてきて、4人もろとも式場の外でダンプカーに轢かれ―――
私は周囲を見回した。
同時に転生したのは、夫、妹、妹の夫の4人。
夫は転生し、《第一王子》に。
妹は、第一王子の心を射止めた《子爵令嬢》に。
妹の夫は、《第二王子》に。
そして私は今まさに、婚約破棄を言い渡された―――
「なんで私が、《悪役令嬢》なのよ―――!?!?!?」
ドロ沼W不倫のいちばんの被害者であるはずの私は、《《悪役令嬢に転生》》してしまったらしい。
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こんばんは。
やけくそです。(´゚д゚`)
ちがった。picoです。
いっしょうけんめい書いています、サレ妻。
けっきょく悪役令嬢になりました。なんやねん!!
いつ公開できるかわからんので、プロローグだけ載せちゃいました。笑
やけくそです!!!笑
登場人物がクソなやつばっかりすぎて、お話が進まないんです。
「こいつ最低やな……よく生きてるな……」と思いながら書いています。
主人公は、大学で遺伝子工学を研究し、卒業後はシステムエンジニアになったという設定です。
好きな分野です。遺伝子の塩基配列って魅力的です。コーディングもなかなか楽しい作業です。どちらも本格的な仕事にするには大変だなぁと思うけど。
今回はコーディングと魔法をからめたりしてます。
そんなお話もお楽しみに。(ほんとにこれサレ妻?)
朗報です。
ノートパソコンで首をやられまくっていたわたくし。
HDMI端子で、テレビに繋げられることをしりました!!!!!
早速つなぐと、あぁ、ああ、いいかんじ!!!!!
この首の角度を待っていました!!!!!という気分です。
デスクトップパソコンほどの快適さはありませんが(キーボードと前腕の位置関係がいまいち)、胸鎖乳突筋の短縮に悩まされているわたくしとしては、ありがたい角度でございます。
さあ。書きますよ。
以上、生きてる報告でした。しばしサラバ!